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溶解ガラスの流出時温度について
- 1,410~1,420℃の溶解ガラスの流出時温度に問題はあるのか?
- 溶解ガラスの流出時温度が設定温度より高くなる場合の対処方法は?
- 溶解ガラスの流出時に温度が上昇している理由とは?
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>その場合、最終目的となる屈折率になっていれば問題ないと考えてよいのでしょうか。 その解釈でOKかと思います。 上の方も書いておられますが、この温度領域の温度の絶対値を正確に測定するのは困難で、製造する際に見ている温度と温度管理は、時間経過に対して相対的なものになります。絶対基準として最後に頼るのは、ガラスへのご機嫌伺いとなります。ある一定のものができた時の温度を基準に、同じ環境で測定しているという前提で、その後の管理をしていくという面があるということです。 その意味では、「設定温度」というのが、例えば、とある理論から計算値で導いたという意味での絶対温度であれば、実際の測定温度は、それなりの差がでるはずです。測定系の誤差がそれだけでますから。 また、逆に、昨日まで運用していた測定温度が1360℃で、今日になったら同じ測定値が1410℃であれば、変化と言うに値することもあるでしょう。 職人芸のような部分も多く、絶対的にどうか?と問われると、ガラスにご機嫌伺いしてくださいとなってしまいます。(溶解炉の管理をしているキーマンを尊称して窯屋さんと呼ぶことも。ある意味、そういう世界です。)
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- lumiheart
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何事にも許容誤差と言うのは存在します 温度計測も例に漏れず誤差は発生します しかも1000℃を超える高温では更に大きくなります http://www.watanabe-electric.co.jp/sensor/faq/netudentui/03.html http://www.twire.co.jp/Products_K.html https://www.hakko.co.jp/qa/qakit/html/h05040.htm 高精度温度調節計の使用にあたって https://www.rkcinst.co.jp/technical_commentary/1338/ 誤差発生要因は多い 炉内温度分布 http://sus-heattreatment.jp/wp/?p=396 概ね炉内温度は場所によって同じとは限らない 炉の下部と上部で違ってて当たり前の世界でもある それなりに適切な攪拌しないとバラツキは大きい
- mitoneko
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ガラスという物質は、個体に見えますが、実は、液体です。 温度を高くすると、粘性がどんどん低くなり、逆に、温度を低くすると、粘性が高くなっていきます。普通の生活で見るガラスは、思いっきり粘性の高い液体とされています。 この変化は、連続的であり、そのため、普通の物質で見られる凝固点がありません。 この性質を利用して、ガラスは成形します。目的に合わせて、いろいろな成形方法がありますが、成形方法によって、もっとも適している粘性が当然あるわけで、その粘性にするために、温度を調節するわけです。 窯からガラスが流出した、次の工程は、当然、成形工程となるわけで、ガラスの流出温度というのは、ガラスを目的の形に成形するために、とても重要な役割を担います。変化の度合いや温度は、原料の調合によって大きく変わるために、確たることは言えませんが、直感的に、設定に対し、60℃というのは、少々大きく感じます。 実際のあなたの状況で、アウトかセーフかは、原料組成と成形工程でどれだけの精度を要求されるかによって決まります。あっさり言えば、その温度差で目的のものが目的の精度で成形できていれば、セーフです。後は、出来上がった(又は、出来上がりそこねて壊れた)、ガラスと相談してください。
お礼
ご回答戴きありがとうございます。確かにおっしゃられる通りだと思います。今回のガラスに関しては、溶解したガラスを流出する際、水砕致します。(水槽内に溶融ガラスを落とし込むのですが、ジェット水流を水槽内に入る直前に当てて水砕します)その後、乾燥等を経て再度熱を掛けて丸くするのですが、目的とするものとしては、その組成に見合った屈折率をキープできることが主目的になるかと思います。その場合、最終目的となる屈折率になっていれば問題ないと考えてよいのでしょうか。色々書いてすいません。本当にありがとうございます。
お礼
ご回答戴きありがとうございます。 炉内温度管理に関して、ご教授戴きありがとうございました。 確かに適切な攪拌ができない状況にあると、本当の意味での安定化は難しいと思いますし、炉内温度分布について違いがあるのは当たり前と考えます。 ご指摘ありがとうございました。