40代です。技術系のバックグランドを持っています。
AIに仕事をとられないためには、実は(日本語での)読解力がすごく重要です。
読解力は複雑な事柄の問題の本質を理解するに必要で、
現在のAIでは(そしてしばらく将来のAIでも)できません。
今のAIは、それなりの有名大学入試を突破できるくらい性能がいいです。
ただ、AIは所詮コンピュータであり、つまり足し算であり、
「検索エンジン」と「確率論」を駆使して答えを出すだけです。
パターンをマッチングのような事柄は向いているので、
銀行の融資判断、あるいは医療での画像診断には
向いています。
一方で、AIは複雑な文章を読み解き、問題を引き出すのは向いていません。
例えば「カレーが好き」と「彼が好き」の違いすら
本質的にAIではわからないからです。
若い人が本を読まずに読解力が低下するということは、
それはつまりAI対抗できるような能力を自ら放棄していること。
低賃金の仕事にあえぐということになるでしょうね。
日本の学生のレベルが下がるなら、
外国人の留学生をどんどん活かせばいいと思います。
実際、私は外資系企業で中間管理職をしていますが、
部下の数人は外国人(つまり日本国籍を持っていない)ですが、
母国語、日本語、英語もできますし、技術もできるし、
全然問題ないですからね。
お礼
ありがとうございます。仰る通りです。 しかも詳しく教えてくださいまして感謝します。