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三相動力の電圧降下計算式と係数の意味について
- 三相動力の電圧降下の求め方について解説します。
- 電圧降下計算式において、単相2線式と三相3線式の係数の意味について疑問があります。
- 単相100vが=1とか三相200vが=2という係数の意味がよく分からないので、教えていただきたいです。
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- fujiyama32
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「電圧降下」を計算するときに「等価回路」を書いて考えます。 3相電源の場合、変圧器の結線をY結線とし負荷もY結線の負荷として 「等価回路」を作成します。 この「等価回路」から「電圧降下」を計算します。 この計算の手順については、下のURLをクリックして参考にします。 「2.電圧降下」 http://www.hst-cable.co.jp/products/pdf/cableg3_2.pdf <3相電源の場合> ・(1)電圧降下計算式では、Vd=電圧降下と記載されています。 ・(2)電圧降下計算の考え方の項目で「等価回路」が示されています。 ・この等価回路では「電源電圧がEs」、「負荷に加わる電圧がEr」と 記載されています。 ・さらに解説が右側に移動し、等価回路における線路の電圧降下分が 「Vd=Es-Er」と記載されています。 ・もともとEsもErもY結線の相電圧(=電源電圧÷√(3)ですので、計算 したVdも「相電圧」を基にして計算した値です。 ・「電源電圧」で考えますと「相電圧の√(3)倍」ですので 「√(3)×Vd」 として求めることになります。 ・等価回路で(中性線)と書かれていますが、3相回路の平衡回路として 考えますので中性線に流れる電流は0(零)です。 また、電圧降下も0(零)として扱います。 <単相電源の場合> ・単相電源でも同じ「等価回路」を考えます。 ・変圧器も負荷も単相ですので等価回路はほぼ同じになります。 ・ただし、異なる点は(中性線)の線はありませんので、電源から負荷に 向かって流れた電流が、負荷から電源に戻ることになります。 ・(中性線)ではなく、戻りの配線があることになります。 ・この戻りの配線には電流が流れますので上側の配線と同じ電圧降下分 があります。 ・「上側の配線の電圧降下分」と「戻りの配線の電圧降下分」を加算する ことになります。 結果的に等価回路で計算した値の 「2倍」 になります。
- lumiheart
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