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- kon555
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回答No.1
正答が0.3Nという事から考えると、これ付帯条件として「1N=100g」「水の比重=1g/立方センチメートル」で計算するんですね。 まず基本として「水中で物体にかかる浮力は、物体が押しのけた水の質量と等しい」です。 そして条件の中に「円盤の質量は90g」「円盤と筒と厚さは充分に薄い」とあり、かつ筒の質量は記載がないので「筒は質量0」「円盤と筒自体は浮力0」とみなします。 1つポイントとしては、水中に空間が出来た場合、水圧というのは全方位から発生しますので、浮力=水圧が円盤を下から支える働きをする、という点でしょうね。 これはコップに水をいれてから紙などで蓋をすると、逆さまにしてもこぼれない、という古典的なアレと同様の理屈です。 つまり浮力が発生している間、円盤もその浮力で支えられる事になります。 よってこの問題では、まず「断面積30平方センチ×高さ2センチの物体にかかる浮力」を求めた後、その浮力と円盤の質量90gを引く事になります。 なので計算としてはまず浮力。体積は30平方センチ×2センチ=60立方センチ。で、比重が1かつ1N=100gなので浮力は0.6N。 円盤自体の重さが90g=0.9N。 浮力引く重さで0.6-0.9=-0.3N。 0.3N分の力で糸を引かないと、糸が筒から離れてしまう事になります。