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電気と電力の違いって何ですか?
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「電」とは雨と申を組み合わせた字で申が稲妻の形を表して、気象の稲妻。 「気」とは “万物、特に自然現象の源泉をなすもの。”〈広辞苑〉 つまり「電気」とは稲妻などの現象をひき起こす源泉の物。 「電力」とは 1. 電気によるエネルギー。 2. 電流による単位時間あたりの仕事。電流と電圧の積で表される。単位はワット(W)。〈広辞苑〉 つまり広い意味では電気をエネルギーとして使える形に取り出した物ですね。 電気という言葉の意味が広く電気の現象や電流や電力や電灯の意味でも使われていて、本来電力と言うべき場合でも「電気」で済まされる場合もあります。 「これを動かすには電気が要る」など。 つまり「電気」の中に「電力」も含まれる。 ・しかし、広辞苑2の W(ワット)の意味で使われている場合は理科用語ですから「電気」などと言い換えてはいけない。 理科の用語が必要な場面でなんでも「電気」で済ませていると素人くさい印象になります。 ・「これを動かすには『大きな電力』が必要だ」を「大きな電気」に置き換えることはできません。『電気がたくさん』とか言い換えることはできますが素人くさい印象になります。逆に理科用語を嫌う人にはそう言った方がわかりいいかもしれない。 この「電力」つまり広辞苑1の意味は電流や電圧も含んでいますね。 「大きな電力」の中には大電流を受け入れる電線とか契約も知識として暗に含んでいます。
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