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電力自由化:新電力電気料金はなぜ安くできる?
4月からすべての電気の需要家に対する小売が自由化され、従来の電力会社以外のいわゆる新電力会社が低圧小売にも参入してきましたが、普通に考えると、従来の一般電力会社の方が、電源も潤沢に持っているので電気料金は安くできると思うのですが、実際、新電力がそれよりも安い料金メニューを出しています。その大きな要因はなんなのでしょうか?
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既存の大手電力会社(既存電力)と新電力会社(新電力)で、大きく違うトコロは「送電設備」。 新電力が発電した電力は、既存電力の送電設備(日本中を網羅する送電線)に載せて需用者へ供給されるわけだけど、この送電設備というインフラの設備投資や維持に膨大なコストが掛かる。 新電力は、送電のインフラ整備・維持を既存電力に”お任せ”しているから、送電設備の借用代を支払っても、需要家に安く電力を供給することができる。 一報で、既存電力にしてみれば、それまで全額を自社で負担していたコストを分担してくれる”お客様”が現れたワケであるから、商売としては決して悪い話しでは無い。 って、この手の仕組み、電話(新電電、格安SIM)でも、同じ様な話し(インフラを借りることで維持管理費のコストダウンができる)をよく聞いたんだけど・・・、
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- shane5864
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人件費を抑える事で安く出来ます。新電力プランでは ヘムス(リモート電力メーター監視)が付きます。 これだけで電力メーター検針員が毎月。各家庭のメーターを 検診する必要がなくなります。電力使用状況はリアルタイムで モニター出来るので安全面、需要ピーク時間帯の予測が 早めに出来、対応が出来ます。料金が都市ガス・セットなら 同じメリットがガス会社にも出ます。無駄な経費が2倍省けます。
- nankaiporks
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人件費から広告宣伝費などすべての経費を上乗せしてるのが電力会社の電気料設定です。 新電力はそういう上乗せ料金設定ではないのです。 今の電力会社は、効率化など何も企業努力せず儲けられるような料金設定で高くなってるということです。
- maiko0333
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関西電力の大口電力を小口にして売っているから。 関西電力の子会社(ケイ・オプティコム)が電気を売る時代ですよ、 親のすねをかじるとはよく言いますが、大変でしょうね。
- Mokuzo100nenn
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九電力の小売部門の人件費よりも、新電力の人件費の方が安いから。
- t_ohta
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新電力の電力の調達先には民間企業の工場など、発電所じゃない所も含まれています。 大きな工場だと稼動する際に出る排熱などを使って発電をし、工場内の電力として利用している所があります。 しかし、発電した電力を全て使い切れないケースがあり、そういった余剰電力を電力会社に売ることで利益を得ているのです。 発電量が少なく安定供給しにくいですが、余剰電力のある工場などと沢山契約してかき集めれば安く提供することも可能になります。
- no_account
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従来の電力会社は発電所を維持、管理していくコストが有るのであまり安くできない 今の所、十分な電力を自前で発電している新電力会社はほぼ無く、従来の電力会社から電気を買っている状況なので発電所などの設備投資のコストが無い分だけ新電力会社の方が安い