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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:プリハードン鋼HPM1の焼きバメ温度と締め代)
プリハードン鋼HPM1の焼きバメ温度と締め代
このQ&Aのポイント
- プリハードン鋼HPM1の焼きバメ温度は何度で行われるのか?
- φ33に対しての焼きバメ締め代はどれくらいでしょうか?
- 代理での質問なので、詳細は把握していないが、内容をまとめると次のようになる。
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質問者が選んだベストアンサー
参考URLは、φ13の場合の例が、丁寧に説明されています。 お問い合わせはφ33なので、この例に比べて熱膨張による寸法変化が大きくなるので、作業時間に対する余裕が生じると思います。 前例のとおり、はめあいの公差を軸側がp6(+42~+26μm)、穴側がH7(+25~-0μm)と仮定すれば、 もっとも締め代が多い場合が42μm、もっとも締め代が少ない場合に1μmとなります。 この場合、φ33の穴を42μm以上熱膨張させれば、焼嵌めができます。 作業上の余裕を考慮して、42μmの1.5倍に相当する63μm膨張させるとすれば、 鋼の熱膨張係数は、約10ppm/℃ですから、 63μm÷(φ33×10ppm/℃)=191℃ほど温度上昇させればよさそうです。 上記の場合では、最小の締め代が1μmしかなく、少々心もとないので、 穴側の公差をH7に固定して、軸側の公差をr6(+50~+34μm)とすれば、 もっとも締め代が多い場合が50μm、もっとも締め代が少ない場合に9μmとなります。 この場合、φ33の穴を50μm以上熱膨張させれば、焼嵌めができます。 作業上の余裕を考慮して、50μmの1.5倍に相当する75μm膨張させるとすれば、 鋼の熱膨張係数は、約10ppm/℃ですから、 75μm÷(φ33×10ppm/℃)=227℃ほど温度上昇させればよさそうです。 この程度の温度上昇であれば、低温焼き戻しの温度範囲なので、HPM1に対する影響は大きくないように思います。
お礼
ohkawa3様 大変ご丁寧にありがとうございます。 依頼主も大変喜んでおりました、 内容的にも十分ですので、ベストアンサーとさせて頂きます。