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ここ30年の時間の大きさ、そのころが懐かしき。
鰻も、況して「さんま」も、高級品。 時代の変化に驚く。 そして何より「スルメ」!! 熱燗の日本酒に火で焙った「スルメ」 肉厚のスルメは北海道に行かなければ?????
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はじめまして♪ 今じゃ、北海道に行っても、肉厚で美味しいスルメに出会うかどうか、かなりアヤシイと思えます。 20年程前、大間のマグロを目当てに青森の大間に旅行しよう。という呑み仲間の話が出たのですが、あれこれ調べたら、「良いマグロは全部築地に行くので、大間で食べられるマグロって、遠洋の冷凍物しか流通していないよ」っていう結果に。。。。 鰻も秋刀魚もスルメも、おそらく海水温の変動、地球温暖化?という事から、生息域と漁場が変わったり、そもそも生体数が大きく変わってしまった。などの状況から。というケースも在るのだろうと思われます。 水産品は、一定の漁期に一定の漁場で漁業が行なわれますが、生態として時期や位置が違うと漁獲量は大きく変わってしまいます。 その上で、繁殖状況も懸念が出て、日本国内で考える範囲外での乱獲とか。。 いろいろな範囲からの影響でしょうね。 私の場合、地域性として「鰰」を子供の頃から食べていました。そして、子供の頃は「あまりにも大量に捕れた」という事もあって、野良猫も飽きてしまい食べ倍「猫またぎ」とも言われたそうですが。。。私が成人してからは、どんどん漁獲量が減ったので、うっすら覚えている子供の頃は木箱の「だし」って言われるものに満杯だった鰰が行商のおばあさんからでも3枚で500円とか(何キロなんだろ?家族5人で毎日&毎食食べても、食べきれない?)でしたか。。。今じゃ、大きい魚体の美味しい塩焼き、一皿千円以上という感じです。 スルメという、イカの一種に限らず、他の種類も含めて「イカ」の不漁は3年程前から続いています。 海外からの輸入枠は、基本的に2年前に決めるので、1年後、あるいは2年後に「豊漁」と成った場合の価格暴落による漁師の死活問題を考えると、不漁だから輸入量を倍増。って、なかなか出来ないのだそうです。 (そして、一旦輸入量枠を増やした後は、減らすのが難しい。という話も。) スルメイカだけじゃなく、オツマミ、食材としての、イカの全般が2年程前から極端に減ってしまいました。 私の周辺だけでは無く、おそらく御質問者様の周辺でも、昔から定番の近所の食堂の定食とかに「イカリング」とか「イカ料理」がかなり無くなっていませんか? 呑み屋さんのお通し、イカは減ってますよねぇ。 イカの種類に拘らなくても、総合的に「イカ」の不漁が3年以上も続いているので、数年以上保管出来ている極低温の冷凍保管庫の在庫も無く成り、輸入量は多少増えているが。。。というのが実状だそうです。 近所の知人で、佃煮などの水産加工業者が居ますが、昨年から、イカを使った商品の製造はヤメたそうです。 価格的ウンヌンは、納入先との相談次第だったそうですが、原材料が無いから。という事で、どうにも出来なかったようです。(味とかにもコダワリが高いので、見た目だけ似ていれば。というのは許せな無かったのでしょう。) 私自身は「熱燗」を頂く事はほぼ無いのですけれど、ビールにもスルメイカ「八代亜紀さんの歌」に在った、「炙ったイカで」って。良いんだよなぁ~♪ もう、お手軽、激安というB級?C級? という食材に、成らないかと、ほんと色んな気持も持っていたりします。 今夜は「ポテトサラダ」で一杯飲みながらのカキコですが(>、<汗
お礼
素晴らしき回答。感謝です。ビールならポテトサラダ、いいですね。