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金やん
金やんの400勝は、国鉄という弱小チームでなされました。 貧打での400勝は800勝に値するのか、又は他に投手がいないから国鉄の勝利を独占できたのか、どういう評価が妥当でしょう。 4回で勝ってたら5回に交代して勝利を横取りするという伝説がありますが、それが何勝分なのか不明。 次の米田や、鈴木啓示、東尾あたり、やや弱小感がありますが、別所、山田久志は、強い打線。小山も貧打。
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- GoGoTigers
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800勝とまでは行かないでしょうが、1点差負けが多かったことから、金田正一ご本人が朝日新聞だかのインタビューで500勝できたと言っていたのを見たことがあります。完投して0-1の負け投手になった回数だけで21回ですし、1-2とか2-3とかもあったでしょうから、もし国鉄の打線が強力だったら500勝もあり得たでしょう。 他に投手がいないから、というのも、その分一人で投げ切ってみせる体力がないと実現できない話で、これもすごい話です。巨人の菅野に「シーズン30勝させたいから、中3日のローテーションで投げさせよう」としても不可能でしょう。 投げまくってしかもきっちり相手打線を抑えるから、金田正一は投げ続けられたのです。弱小球団は、投手がいないと「えっ、こいつが先発するの?」というような投手でも投げさせざるをえません、ちょうどセ・リーグCSファイナルステージ第一戦先発の阪神・望月のように。そういうのを、カネやんが一人でカバーしていたわけです。 米田哲也はスペンサーや長池徳二を擁した阪急の強力打線の援護があったイメージです。鈴木啓示は土井正博や永渕洋三がいたとはいえ、’70年代の近鉄の貧弱な打線のなかで、先発登板時打順は7番を打ち、ある試合では3打席連続二塁打という当時のパ・リーグタイ記録を達成しました。
- nagata2017
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確かに時代の違いはありますけど 金田氏の体格はやっぱり突出しています。 身長だけでなく 手の大きさ 指の長さ ウサインボルトの体格に匹敵する感じで 持って生まれた才能という印象があります。
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ありがとうございます。 そして胴長短足が安定と関係していると思います。
- 2332tutu
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百歩譲って(笑)、400勝が「横取り」登板の影響があるとしましょう。 しかし投手で唯一の1000試合出場(代打で100試合以上出場)、4490奪三振、365完投、5526イニングは偉大すぎて言葉も出ません。 巨人の星でも描かれており、森氏なども述懐してますが「金田鍋」に代表される食事管理の徹底、走り込みなどの練習量は凄まじく、野球界に革命を起こしたと言っても過言ではありません。 史上最高の投手と言っていいんじゃないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 同感です。 問題は国鉄所在が有利だったのか不利だったのか。
- Dr_Hyper
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ご存じかと思いますが,彼は投げれば勝てる投手ではありませんでした。 私も過去の数字からでしか彼の業績を理解していませんが。 実際,日本で最も敗戦の多い投手でもあるのです。298敗しているはずです。 勝率は0.573で決して高い勝率を誇るわけではありませんし,現役時代負け越しの歳も20年で5年はあります。 国鉄ではそれだけ投げさせてもらえたということなのだと思います。一週間の間だに2-3試合は投げている年もあるようです。 多くのエース級投手を抱える巨人に移ってからは,年齢も30歳を越えてきたというのもありますが登板回数がかなり減っております。国鉄の時に他に投手がいなかったとは思えませんが,怪我をしないでしっかりと投げてくれる。勝ってくれそうな期待が持てる。完投も多いというのが,彼の魅力なのでしょうね。 横取り登板も有ったかも知れませんが,数字を見る限り登板数の多さと完投数の多さはめを見張るものが有り,狙って横取りしたとは思えないだけの働きがあると思います。
お礼
ありがとうございます。 ゆったりとしたローテと毎日投げるようなローテでは、後者の勝率が落ちるのは当然です。疲労でね。 そして、金田は、巨人のどの投手より実力は上。投げさせてもらえたのではなく、投げさせたわけです。なぜなら、巨人の投手は、そこそこでも、国鉄打線が打たないから抑えられるが、巨人打線は、そこそこだと打たれる。つまり、打線の違いで、ローテが組めないわけです。その為国鉄は、一年間、日本シリーズのように戦うしかないわけです。 これは国鉄に限らず、投手王国の阪神も小山、村山の大車輪ですし、雨雨権藤雨権藤の、権藤、杉下ら、みんなそうでした。 なので、勝率や防御率を上に考える人がいますが、大車輪に勝率と防御率もありませんよね。
- lolipop-sapporo
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う~ん、何とも言えませんね。 個人的には「400勝」は「400勝」でしかないとは思いますが。確かに「貧打での400勝」ではありますが、当時はローテーションと言う概念もなく、先発とリリーフの分業もなかったため、それこそ金田投手は馬車馬のように登板していた(ついでに代打としても出場)ので、規定投球回数に到達することすら少なくなった現在の投手とは比較しようがありません。 まあ、現在の投手だったら一年もしないうちに故障すること必至ですけどね。 >4回で勝ってたら5回に交代して勝利を横取りする これは「連続20勝」がかかった試合の時のことですね。私の知る限り、それは一度きりの筈です。最近でも個人記録を取らせるために選手を途中交代させたりすることがあるので、それと同様のことだと思いますよ。 ちなみに、私が物心ついた頃見始めたプロ野球中継では、金田投手はジャイアンツ所属でまだ現役でしたが「技巧派のサウスポー」というイメージしかありません。とても「速球派」とは言えないピッチャーでしたね。 スワローズ時代の全盛期は知りませんが、「昔は160キロ以上出ていた」という意見には疑問しかありません。はっきり言って「想い出を美化しすぎている」と思っています。もちろん「球のキレ」は秀逸だったんでしょうけど。 私はスピードガンが登場する端境期にいろんな投手を見てきましたが、山口高志や小松辰夫に対して当時の評論家たちが「こんな速球は見たことがない」と口を揃えてもその球速は150キロ台中盤だったので(江川卓に至っては140キロ台)、現在甲子園で高校生投手が何人も150キロ以上を記録する現代とはちょっと違うような気がします。
お礼
ありがとうございます。 堀内と江夏は同じ200勝ですが、ONバックの堀内と遠井吾郎の江夏では、完全に価値が違うでしょう。だからみんな巨人に入りたがったわけです。 江夏は、1点に抑えても負けるから自分でサヨナラホームランを打つわけです。 やはり、基本的には、弱小チームで勝つのは相当なもんじゃないでしょうか。 そりゃ晩年は全員技巧派でしょう。 ボールとか技術とかバッティングマシーンとか、時代によりますから、物価と同じで、レートを変えればいいかもしれない。 140キロでも全盛の江夏や藤川のストレートを全員空振りしていた。 これは現代では170キロに相当するかもしれません。 金やんが160キロというのは豪語ジョークのようなもんで、真面目に計算してたら面白くない。張本のメジャー不要ジョークと一緒です。
お礼
ありがとうございます。 そうなんですよね。 勝利数上位は条件バラバラで傾向がないんです。