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逆説性不眠症が不眠症である理由が分かりません
不眠症の診断には日中の障害が必要なのに、客観的に睡眠が得られている逆説性不眠症が不眠症のカテゴリーに入れられている理由が分かりません。 それとも客観的に睡眠が得られているのに主観的な不眠症状があってかつ日中の障害があるのでしょうか。日中の障害があるのに客観的に睡眠が得られているとはどういうことでしょうか。
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例えば,寝たことを認め無い。と言うだけの逆説性不眠症であれば確かにあなたの仰るとおり,事実誤認が睡眠時に限って起きていると言えますが,問題になっているのは,脳が睡眠状態なのに音はずっと聞こえている。めが見えている(と思っている),言わば金縛りの状態にも似ているかも知れませんが,誤認なのか事実なのかケースバイケースですがずっと聴覚的に意識がある場合,本人は気が休まりませんので,結果的に日中の行動として鬱病を発症したりして障害がでてきます。俺は寝てないんだというだけであればお爺ちゃんいっつも寝てるじゃない。ですみますが,睡眠には精神的なリセットの意味合いもありますし知識などの情報整理の時間でもありますが,その時間が聴覚の覚醒などでとれない場合,やはり障害は日中の行動に出てきてしまうでしょう。 単なる勘違いレベルであれば,あなたの仰るとおりかもしれませんが,鬱などになってしまう重度の場合,それなりのメンタルケアなどが必要となってくるのです。