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中米諸国で発生した移民・難民の大移動と陰謀論について
- 中米諸国で発生した移民・難民の大移動と陰謀論について質問です。2018年10月13日、ホンジュラスの市民が苦しむ現状を脱出するため、アメリカへの移動を開始しました。その後、隣国グアテマラとメキシコの国境を突破し、メディアはこの移動を“キャラバン”として報道しました。しかし、この移動の背後には様々な陰謀論が取りざたされています。
- 一つの陰謀論としては、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、キャラバンの背後に民主党の関与があると主張しています。もう一つの陰謀論としては、白人至上主義者が、ユダヤ人の陰謀として取り上げています。しかし、これらの陰謀論が真実かどうかは不明です。可能性としては、何らかの背後関係がある可能性もあるでしょう。ただし、具体的な証拠は現時点では存在しません。
- 中国やロシアなどの国がキャラバンの発生に関与している可能性も指摘されています。しかし、現時点ではそれらの国の関与についての確たる証拠はありません。キャラバンの発生理由については、様々な情報が錯綜しており、真相ははっきりとは分かっていません。しかし、移民や難民の背後にはさまざまな要因があり、それらの問題を解決するために、国際社会が協力する必要があると言えます。
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私は2018年待つの難民キャラバンは自然発生的な物で何の陰謀もないと思っています。元々はホンジュラスの殺人多発地域から逃げ出した200名弱の集団にグアテマラに向かう途中、グアテマラからメキシコに向かう途中で膨れ上がって数千人規模にまでなったそうです。心理としては、自国の貧困と犯罪への恐怖から逃げるのであれば皆んなで逃げた方が安心と言うことだと思います。 ここで疑問なのは、それにしてもトランプはメキシコ国境警備を強化していて難民がアメリカまでたどり着いても中に入れるチャンスは減っているのになぜ?と言うことと。実はトランプが声だかに叫んでいたのはメキシコからの不法移民で、リオグランデ川を渡りアメリカ国内に侵入する人たち。一方、中米からのキャラバンは亡命申請をしようとする人たちで、国際法上審査もせずに追い返すことはできません。この人たちは中米(ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラ)の経済の悪化と凶悪犯罪の増加で覚悟を決めてアメリカに助けを求めているのですが、トランプにして見ればメキシコとグアテマラの国境で止めて、メキシコで亡命の審査をして、追い返すか受け入れてくれれば良いと思っていて、メキシコも非難しています。何れにしてもアメリカ国境まで来てしまったら、亡命審査をするために一旦交流センターに受け入れざるをえません。 アメリカ国民でも亡命申請の難民と不法入国者の区別がそうそう付いているわけでもなく、キャラバンの映像はトランプや共和党にとってはとても使い勝手が良いものでした。大勢の中米の移民がアメリカに侵入するために日々行進して近づいてくる様子は、トランプの移民排除の政策を正当化するのにとても良いビデオ。それに対して民主党や人権派の人たち(トランプ夫人のメラニアまで含まれていました)は、亡命申請者が交流センターでいかにひどい扱いを受けているか、特にことも達を親から引き離し、ひどい環境に置いていることでトランプ批判を繰り広げました。決死の覚悟で国を抜け出しほんの一握りの希望を持って子供達を連れて信じられないような距離を歩いて来た人たちを政争に利用し始めました。 ここまでくれば、色々な陰謀説は黙っていても出てきますよね。全くないと証明することはできませんが、信用できるメディアが報じていることだけを信じれば陰謀は無いと思います。 数千人もいっぺんに亡命申請してきたら確かに大問題に見えますよね。でも2018年だけで10万人くらいの人たちがアメリカーメキシコ国境に入国許可証なしで押し寄せているので、現実的な問題よりもやはり政治ドラマに仕立てられた面が大きいように思います。