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タントL350S エアコン調子がおかしい?原因と対策を知りたい
- ダイハツタント L350S ターボのエアコンが調子がおかしいという問題が発生しています。外気温が高くなると、吹き出し口から生温い風が出て汗をかいてしまいます。
- 朝と夕方は正常に冷たくなるのですが、内気循環の方が冷えがいいようです。冷媒ガスの量も規定値内だと確認されていますが、直らない状態が続いています。
- オイルの回り込みやエバポレーターの不具合、エンジンの冷却不足などが原因として考えられます。同じ症状の修理経験がある方からのチェック項目やアドバイスをお待ちしています。
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朝など気温の低いときは正常に冷えるとのことなので、疑われるのは2つあります。一つはコンデンサの冷却不足ですね。当該車種ではラジエーター前面にコンデンサーがあるタイプかと思われますが、ラジエーターとコンデンサーの間やフロントバンパーなどの周りに熱風の回り込み(ラジエーターファンで吸い込んだ熱風が回り込んでまた吸い込まれてしまうのを防ぐ)をためのスポンジなどのパッキンがあるかと思いますが、それらが破損していることはありませんか?また、コンデンサーのフィンはかなり細かなものがつかわれていると思いますが、小石やゴミなどで、フィンがふさがってはいませんか?もしそのようなことがあると、外気温度が上がってくると冷却不足に陥り、冷媒の圧力が異常に上昇してしまいます。冷媒圧力が一定以上になると配管の破裂などを防ぐための安全装置として取り付けられた圧力スイッチが働きコンプレッサーを強制的にオフにしてしまいますので、エアコンは効かなくなります。もう一つはエンジン温度の問題で、エンジン温度が一定以上に上がるとエンジンの負荷を減らすためと、ラジエーター前面にあるコンデンサーからの熱をなくしてエンジン温度を下げるためにエアコンを強制的に切る回路がついています。当該車種では、向かって右側にラジエーターとコンデンサが重ねた状態でついていて、左側半分は空いているかと思いますが、ファンによって吸い込まれた熱風がこの空いている側に回り込んで、再度コンデンサーやラジエーターに吸い込まれる(熱風を吸い込んでしまうので十分な冷却ができない)ことがないようにバンパー内部やグリルの裏などに仕切りのためのスポンジや板などがあるかと思いますが、それらは問題ないでしょうか? コンデンサーへのオイルの回り込みとありますが、エアコンの冷凍サイクル内ではオイルとガスは混ざったソーダ水のような(相溶性という)状態で流れていますので冷媒回路内はどこでもオイルが回っているのが正常です。 内規循環のほうが冷えるというのはある意味当たり前です。いったん冷えた室内の空気をさらに冷やしているのが内気循環で外の熱い空気を冷やすのが外気取入れですから、内気循環のほうがよく冷えます。 あとは、症状とはやや異なるのですが、ヒーターユニット内のエアミックスダンパー(ブロワーからの風がヒーターコアを通過するかバイパスするかを切り替えるための板状のもの)が完全に閉じていいない場合もエアコンの危機が悪くなります。この場合はエアコンでせっかく冷やした空気の一部がヒーターで温められた空気と混ざって噴き出してくることになるので生ぬるくなりますが、外気温度とは無関係にエンジン温度が上がれば生ぬるくなりますので、今回の話とは違うかもしれません。 ガスの量は正常とのことですが、サイトグラス(冷媒配管の一部がガラスでできたのぞき窓のようになっている部分)での確認では量が少ないことは確認できても量が多すぎることは確認できません。できれば、危機の悪い状態のときに高圧側・低圧側の両方の圧力を確認してみることをお勧めします。ガスの量が多すぎると高圧側の圧力が上がりすぎて圧力スイッチが動作してしまう場合があります。過去にガスの補充などを受けているのであれば、この危険性もあります。現在使われているR134aなどのガスは気温が低い時期にガスの補充をサイトグラスに頼って行うと過充填してしまう場合が少なくないのです。特にスタンドなどで専門家ではない人がやるとこの危険は大きいでしょう。
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- japaneseman5963
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ガス圧を低圧側高圧側で同時に測ってみて差が少ないようならエクスパンションバルブの詰まり コンデンサーそばのリザーブタンクのフィルター詰まりなど 業者に見てもらえば分かるでしょうがいずれかの詰まりだとガスを抜いてばらさないと治らないでしょう。 コンデンサーを冷却するファンがエアコンONで常時回っているか?
- seble
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内気循環の方が冷えが良いのは当然です。高温外気を冷やすのと、冷やされた室内空気を再度冷やす違いです。 ガス量が規定値であれば、冷媒の循環やコンデンサーの不良などが疑えます。 エンジンルームの冷媒経路の中途、ラジエターそば辺りにリキッドタンクがあり、たいていはそこにサイトガラスがあって冷媒の動きを見る事ができます。 満タンだと見にくいですが、大抵は少し空気が混じって泡だって見えます。泡が多すぎるようだと冷媒不足ですが、そこは大丈夫そうなので、泡だって動いているかどうか確認します。あとは、コンデンサ、ラジエターに重なっていると思いますが、そこにゴミなどが大量に詰まっていないかどうか、前面から充分な通気が必要です。ファンも、エアコンスイッチを入れた時に勢いよく回るか確認して下さい。 また、冷媒経路、コンプレッサーから出る配管と入る配管が1本はコンデンサを通って室内へ入りますが、室内へ入る方の配管が冷たく、出てくる方がぬるく、コンプレッサーの出口が高温になっているはずです。断熱材などが邪魔しますが、露出している部分などを手で触って(ヤケドやファンに引っ掛からないように注意)確認して下さい。 また、室内部分で、暖房用の水路が遮断されないと高温の冷却水も回ってきて冷えません。近頃のコンピューター制御は何とも言えませんが、エアコン(コンプレッサー)OFFで温度を最低にし、温風が出てこない事を確認して下さい。(エンジンが温まっている状態で10分以上はファンを回す必要があるかもしれません) 外部から簡単に確認できる事は他には無いと思います。 エアコン関係は一般の整備工は扱いません。電装専門の工場で見てもらった方がいいです。一般の整備工場へ入れればそちらへ回すはずですが、簡単に点検だけみたいな事だと分からないと思います。
お礼
電装店で、ガス漏れ異常なしで、真空引きして正規量のガスを入れて、今シーズン持つか 試してみる事に、しました。最悪は、エバポレーターなので、古い車に、お金掛けても、仕方ないので 毎年6000円程の、ガス入れ替えを、選択しました。 ご返事が、遅れ失礼しました。 大変参考になりました。