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公立高校と私立高校では、同じ偏差値の場合、
公立高校のほうが進学実績が高い傾向にありますが、これはどうしてですか? 私は偏差値60程度の私立高校を卒業した者です。卒業した高校及びこのランクの様々な高校を卒業した知り合いがいますが、そうした話をまとめると、 ・日東駒専以上に進学できる割合が公立だと6割程度になるのに対して、私立では、3~4割程度しか、進学しておらず、かえって大東亜帝国クラスの私大が標準的な進学先になっているという感じです。いわゆるFラン大学に進学する人も一定数います。 ・国立+ March以上となると、私立では1割~1割5分程度、公立では2割~3割程進学しているという感じです。 どうしてこのような差が出てくるのでしょうか? まあ、超一流の私立は話も違ってくるのかもしれませんが。
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- yoisho
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他の地域についてはよくわかりませんが、 東京およびその近郊(神奈川、埼玉、千葉)では 一部の進学校や有名私大附属を除くほとんどの高校で 入試に併願優遇という制度を導入しています。 これは一定の内申点基準を満たした場合に (通常は英数国の3科または理社を加えた5科) 中学校を通して事前相談をしておけば、 公立高校が不合格だった場合に入学することを条件に 入試の得点に下駄を履かせてくれるというものです。 これによって、入試の合格基準点に満たない多数の生徒が合格 逆に、制度を利用しない受験生にとっては合格枠が減るため 実質倍率が高くなり、偏差値のインフレが生じています。 ですから A高校(公立)とB高校(私立)の偏差値が同程度の場合 実際の入学者の平均偏差値は A高校(公立)> B高校(私立) といった状態になっていると考えられます。
- copemaru
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私立には、伝家宝刀「指定校推薦」があります。つまり、苛酷な受験勉強をしなくてもソコソコの私大に進学する道が用意されているのです。また、私立高校は公立よりも早い時期に合格を出します。高校入試の勉強に疲弊した中学生にとって、戦いの舞台から降りられ、残る中学生活を気楽に過ごせることは大きな魅力であるはずです。 大学受験に於いても同様で、たとえニッコマよりも低くても早い段階で受験勉強から開放されることは、大きな魅力でしょう。他方、公立高校生は私立高校の合格に満足せず、最後まで高校入試に挑んだ生徒です。恐らく受験に対する意識の差が入試結果に現れているのでしょう。
- Dr_Hyper
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その私立高校の状況にもよりますね。 高校だけの私立高校の場合そんなことは少ないのでは? その高校に入るために中学から入試で入ってきたという頃は,そこの進学率を期待したか,大学への推薦入試を期待しているでしょう。(内部進学を含む) 一方,小学校または中学からの内部進学のある高校なら,その偏差値60というのは見かけの偏差値で,生徒のトータルの能力はそれを遙かに下回ります。 それは小学校や中学校でその学校にはいったあとは,受験勉強をしないために世間で言われる偏差値ほどの能力をもっていないため,外部への入試に耐えられる能力を付けられないからです。ではなぜその偏差値が着いているかと言えば,それは中学で入試でその高校へ入ってきたものか,その後,その人が卒業して大学受験したときの偏差値を示しています。これは同レベルの公立高校と当然同レベルを維持していますが,当然内部進学性の数に比べ高校から入学してきたものは数が少ないですから,人数を調査すればそのような結果になります。 もちろん小学校,中学校のからの入学者でも頑張る子はいますから,全員が足を引っ張っているわけではないですが,内部進学のある高校というのは実際そういった側面をもっています。 それは私立の学校の宿命で,あなたが例にあげた大学やその上の大学だって,国公立を落ちて入ってきた滑り止めの人の偏差値で,今の偏差値が維持されているのであって,その大学の全員の平均の偏差値ではありません。 一方国公立は高校も大学も,同じテストで同じ程度の能力があるとその都度選択して入ってきているのですから,当然卒業するときも同程度の偏差値を維持した状態ででてきて次の学校へ行けるわけです。
お礼
回答ありがとうございます。 いえ、私立高校の場合は、偏差値60のコースの話です。進学コースとか特進コースとか、そうしたものです。つまりは、高校から入学した立場です。