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びっこ・・・差別的な言葉でしょうか?
- 患者さんが「びっこをひく」という主訴で来院されますが、この言葉は差別用語という認識はないようです。
- 足の悪い人を気の毒と思うが、この言葉は症状を的確に表していると感じています。
- "癌"になった人を気の毒と思うが、差別的な言葉とは思いません。
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質問者が選んだベストアンサー
びっこ・ちんば・めくら・つんぼ・おしなどは放送禁止用語又は差別語とされています。 kennedy3様がおっしゃる通り、言い換えても状態は良くも悪くもならないのに、使って良い言葉と悪い言葉があるというのは矛盾です。 「あの人、めく…、いけね、言っちゃいけない言葉だったなぁ、眼が見えない人を何て言うんだっけ…えーとぉ…、視力障害者だったかな? ああ、思い出している間に行っちゃった」 「あいつガイコじゃん」の意味をある少年に訊いたら「障害がある子」だって! 言葉は時代によって置き換えられもので、これは仕方ありません。 でも、使っちゃいけない言葉を決めることは適切でないと思います。 相手を傷付ける言葉は自然に淘汰される、そんな社会を作ることが大切だと考えます。 国は多くの言葉を殺してしまいましたが、代わりに何が得られたのでしょう? これをテーマにされたkennedy3様は偉いです!
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- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6937/20512)
差別用語というものは 公共放送で自主規制された言葉のことです。 公の場面では使うのを差し控えよう といった意味です。 公の場面でなければ 別にかまわないと思います。
お礼
>差別用語というものは 公共放送で自主規制された言葉のことです。 >公の場面では使うのを差し控えよう といった意味です。 明解に教えていただき感謝します。 戦後の日本社会全体にいえる事でしょうけど、この公共放送の自主規制を日常現場にも持ち込んで、過剰な忖度と自己規制が、なんか変な感じになってますね。 誰か上手に整理してくれないものでしょうか?
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11136/34654)
「当事者だからいえる」っていう部分はあると思います。 アメリカの黒人コメディアンが「白人てーのは白一色でつまんないね。その点俺たち黒人は違うよ。コーヒーだろ、モカだろ、それにチョコレート!」というネタがありました。これは黒人だからいえるネタなのであって、黒人以外の誰がいってもアウトです。 私は左利きで、子供の頃は明治生まれの祖母から「お前はぎっちょだからね」といわれていたので、ぎっちょが相応しい言葉だと知らずに子供の頃からずーっと「僕ぎっちょなんですよ」といっていました。だけどこれは自分自身が左利きだから何もいわれないのであって、そうじゃないのに使うのは相応しくないでしょうね。 いわゆるデブタレントさんというのがいますが、あれは自分から「僕、デブなんで」っていうからこちらも安心して笑えますが、デブじゃない芸人さんが一般人をデブいじりしたらそれは不愉快な笑いになりますよね。
お礼
ありがとうございます。 negativeなことを当人が言うのか、他者が言うのかでインパクトが異なるということですね。
- nihonsumire
- ベストアンサー率26% (846/3166)
本人が遣うのは、問題ないと思います。かって朝まで生テレビで故西部邁さんが、「自分はどもりだが、言語障害者と言われるのは嫌だ」というようなことを言ってました。 差別用語がどのような経緯で定められたかは浅学だが、第三者に遣われたときに本人が不快に思えば、それは社会的に配慮すべきことと思います。
お礼
ありがとうございます。 故西部邁さんの言葉とても興味深いです。 自分は「どもり」なんだ、「言語障害」などではないという・・・ 差別言葉を言い換えると、また別の差別感が生まれる、というパラドックス。差別パラドックス?
- sat000
- ベストアンサー率40% (324/808)
患者さんが自分で自分の症状を表現する分には別段構わないと私自身は思います。他者がある人を指して表現するとよろしくないとされていると認識しています。
お礼
ありがとうございます。 おっしゃる通りですね。 どこでも誰でもNGというふうに扱われていることが、何か かえって不幸なことに感じられます。 形より心か・・・それが難しいのだろうけど
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
患者本人は昔からそういう言葉を使っているので「差別用語」だということを意識していないのでしょう。政治家などでもよくあることです。昔からの習慣で無意識に出てしまうのでしょうが、間違いなく差別用語なので上の立場の人や公的な場所で用いることは許されないのです。 私が以前疑問視したのは「女中」という言葉です。私は職業名にすぎないと思っていたのですが、今ではこれすら「差別用語」ということになるそうです。「メイド」「お手伝いさん」「家政婦」などと言い換えるらしいですが、微妙にニュアンスが違う気がします。
お礼
ありがとうございます。 日常使いをしている言葉は結構あるんですね。 女中・・・女中さん 看護婦・・・看護婦さん 使う人の心持で、差別感が出たり出なかったり、ということかも。 言われて嫌であれば、使えません。
- alterd
- ベストアンサー率23% (137/595)
差別的表現だと感じます。 別に強く禁止する必要もないかもしれませんが 「足が不自由」とか無難な言い換えは出来ると思います。 もし、そういう言葉を使う医療従事者がいたら私からの信用は大きく減ります。
お礼
ありがとうございます。 私から「びっこ」という表現をすることは無いのですが・・・ 患者さんやご家族が「びっこ」という表現をするのを聴いて、なるほどよくわかる言葉だと、感じた次第です。
- show1968
- ベストアンサー率32% (532/1616)
少なくとも、私はですけどね。 私は、小さい頃から足に問題があり、 「やーい、びっこー」とはやし立てられたことがある人間なんで、 差別用語だと認識しています。 あと「乳がん患者」です。 「びっこ」は病名ではないですが、 「乳がん」は病名です。 医療関係者でしたらば、病名で言っていただきたいです。
お礼
ありがとうございます。 この質問が、不愉快なものになったことを申し訳なく思います。 プロですので、カルテに記載する時に「びっこ」は使いません。 「は行」「歩行困難」です。 患者さんが、自分で自分の症状を訴えるときに「昨日から、ビッコを引いて歩けないんです」とおっしゃることを、「びっこって言ったらだめ」とは思えない自分です。 足が不自由で歩きづらい状態は、やっぱり「びっこ」もありかな、と現場で感じました。
先日、久々に 脳足りん・・・という言葉を聞きました。 僕は 十代でガンになり、運がいいのか? 今も生きてます。 質問者様と同じようなことを感じています。 僕が思うのは びっこの人もガンの人も、目の見えない人も みんな同じで、自分自身では 病気や障害は、自分の個性だ! と思ってる。 また 個性、と思うことで強く生きられる。 過剰な思いやり、なんていりません。 治る可能性が、少しでもあるならば 過剰な思いやりも必要かもしれないいが すでに過去のガン、無くなってしまった手足は 戻らない。 ならば、思いやり いらない・・・と思いました。
お礼
患者さんや障害のある人を、見下したりあざけるような意味で使うのはNGだと思います。 思いやりは大切だと思いますが、過剰な忖度で表現を狭めるのはどうなのかな、と感じました。 率直なご意見に感謝します。
- citytombi
- ベストアンサー率19% (1721/8628)
現場では「跛行」とは言わないのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 専門的には「は行」と表現される症状です。 素人にはわからない言葉です。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
昔から言われてきた障碍者の呼び名は嘲りの意味が含まれていることがほとんどなので、忌避されるようです。 びっこ、つんぼ、めくら、かたわ、いざり、ちんば、おし、きちがい、こういった言葉は全て今ではNGでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 「びっこ」がNGなのは、十分理解していますが・・・ 患者さんが自分の症状を訴えるのに、わかりやすい言葉だと感じています。 忌避される、or すべきなんでしょうけれども・・・ 嘲る目的で使用するのがNGと思うのです。
お礼
ありがとうございます。 気の毒な状態を表現することと、気の毒な状態を見下し嘲ることとは、違うのではと感じました。 過剰な配慮や忖度によって、スムーズな日常がぎくしゃくするのは不自然かな、と思いました。 使う側の心の問題によるのかな?