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認知症の老人によく見られる特徴について

認知症老人によく見られる特徴に、人の言うことを聞けない、しては駄目と言われたことをわざとする或いは繰り返す、癇癪を起こす、というのがあります。 癇癪を起こすのは、自分の思い通りにならないからだというのは分かります。しかし、認知症老人が人の言うことを聞けない、しては駄目と言われたことをわざとする或いは繰り返すのは何故ですか?老人の気持ちやその心理、また、その時脳はどうなっているのでょう? 認知症老人の特徴について、その気持ちや心理、脳の状態について教えて下さい。お願いします。

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.2

 私は医者でも脳科学の学者でもないのですが、そういう立場の人たちがテレビで言っていたことを総合しますと、  まず、認知症になると、脳内の「海馬」がやられます。海馬がやられるので記憶が急激に失われるわけです。  それに対して、「感情」は記憶の場所が違うんだそうで、海馬がやられて記憶が消滅しても、イヤな思い(不快感)の記憶だけは傷つかず残る、ということなんです。  したがって、「ダメ!」と禁じられた場合、なんでダメだったのかは忘れるのですが、「禁じられた。じゃまされた」という不快感だけはいつまでも残るそうなので、反発したくなるんじゃないでしょうかね?  他方、海馬と同時に「前頭葉」もやられます。前頭葉は機能の1つとして、理性的に、うかつな行動を抑止する働きをするので、ここがやられると、「我慢が利かなくなる」わけです。  その結果、もろに攻撃的な態度になるのではないでしょうか。  だから、認知症の人に、ダメと言ってはダメなんだそうです。やさしく、別なことをするように提案するなどが効果的だそうです。  例えば、兄が死んだことを忘れて「兄のところへ行くんだ」と言い張っている場合、禁止するのではなく、「突然行くとお兄さんも困るから、今日は連絡だけして、明日行きましょうね」という感じで抑えるのが良いそうです。  そうすれば、悪感情は残りませんし、明日行くという記憶は消えてしまいますから。  余談ですが、  オヤジが、オヤジギャグを連発するのも、経験によって言葉の連想量(ばかな!→バナナ→そんなバナナ!)が豊富になったのに対して、前頭葉が衰えて、かっこ悪いギャグを飛ばすのは止めようという自制が利かなくなるのが一因のようです(NHK、チコちゃんに叱られる!)。  なお、血液型占いなどデタラメです(90%以上がO型のブラジル人の運勢はみんな同じなのか!)が、O型の人の海馬は、人それぞれという誤差の範囲を超えて他の血液型の人より大きいことは分かっています。  故に、もし認知症の進行速度(記憶の喪失速度)がどの血液型でも同じだとしたら、O型の人は認知症を発病するのには時間がかかることになります。 \(^o^)/

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  • cactus48
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回答No.6

先々月に死去した義母は認知症を患っていました。死去前には女房の 顔さえ分からない位になり、女房が「この子は誰だか分かる?」と聞 いたら「あなたのお子さんですか、可愛いですね」言ったようです。 同居している息子の顔さえ分からず、自分の世話をするため寝泊まり して介護してくれていると思ってたようです。 医者ではないので詳しくは分かりませんが、脳内にある記憶の多くが 消え去っているようです。脳は幼児と同じで、しては良い事と駄目な 事の判断が出来なくなっているようです。ワザとしているのではなく その行為が悪い事と言う判断が出来なくなっているから同じ事を繰り 返すようです。ただ生活する事(食べる、飲む、風呂に入る、トイレ に入る、座る、寝る、起きるなど)は頭では覚えていませんが、体が 覚えているため普通に行動が出来るようです。

  • pipipi911
  • ベストアンサー率22% (1029/4602)
回答No.5

ご家族全員が、 「ユマニチュード」「バリデーション」の方法を 身に着けて、笑顔で接するようにすれば、 変わってきます。 認知症でも、感情は生きていますので、 自身に快い対応には、反発心が起きません。 「ユマニチュード」「バリデーション」を 勉強すれば、いまいまある疑問などは 氷解する筈です。 とにかく、家族全員が笑顔で接するようにして、 絶対に、否定・批判・叱正etc.を しないことを前提として、 優しく接してあげてくださいませな。 Good Luck! Ciao.

  • zabusakura
  • ベストアンサー率14% (2381/15945)
回答No.4

人の言うことを聞けない 説明をされたことを正しく理解、出来ない上に正しく判断、出来ないから 何が、どう駄目なのかが解らないし、説明されても理解、出来ない。 理解、できないものは、どうしようもないと思いますが。

  • ts0472
  • ベストアンサー率40% (4485/11068)
回答No.3

自身の親を見てきた限りでは 介護する側が受ける印象と感じます 本人は間違った事をしようとしている訳ではないです 脳に記憶している情報に添って動いています 部分的に欠落しているだけ ただ 初期段階では消えたり蘇ったりするんですけどね 個人的には残された記憶をパズルのように組み合わせていると感じます ツギハギ状態 それを間違っているとは感じない 健常者としては思い込みのような状態かな? 信じきっている記憶 思い通り そうかも知れませんが ご飯を食べる時にお箸を持ったら「それは違う」と言われた 和食をお箸で食べる事を否定された 服を着て外出しようとしたら変な格好だと出させてくれない ような感じ? 今までの人生の積み重ねの中で正しい事をしているという前提にあります 注意されている意味さえ分からない 自分自身を否定されているのと同じ 怒りを感じるのもやむを得ないと思います 新しい記憶から消えていく 新しい事を記憶できないという特徴もあります 駄目と言われた事を記憶できない わざと繰り返している訳ではない 進行すると家の記憶が消えてしまう 目が覚めたら知らない場所 家族の記憶も消えてしまうと知らない人が一緒に暮らしている 覚えていた事が消えてしまう 消えてしまった事さえ分からない 混乱の毎日と思います

  • stss08n
  • ベストアンサー率16% (454/2764)
回答No.1

●心理学的に”精神的症状では”更年期年齢を過ぎれば誰しも自然現象でしょう。 過去に流行語で有った”オジタリアンとかオバタリアンの不可思議な世界です。 ●男性とか女性とかには、全く関係が、御座いませんでしょう。 ●つまり、人間は誰でも”加齢が進んでくれば、(1)意固地になるもの。 (2)こらえ性が無くなります。(3)更に、自己中心的な考えが”廻りの方々が、高齢者を大事にするものだとの、思い込み・・・何故か”自分が社会的に大事にされるべきだ・・・勘違い+思い込みが激しくなるものでしょう。・・・ ●投稿者様の様に、何それ?何どうして?何解らない・・・そういう”心的配慮が著しく”見ず知らずの他人様への不届き発言等が多数あり、常に情緒不安定なものでしょう。 ●”極めて自然な”老化現象でしょうし、性別には、全然関係無いものでしょう。