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水と水蒸気について

水は空気中においておくと蒸発していきますが、これはどういうことなのですか?私は「空気に溶ける」ということだと思っています。また、ほかの物質でもこのようなことはありますか?

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  • ベストアンサー
  • michina
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回答No.2

「蒸発」という現象を「空気に溶ける」という表現をすることは、その現象をとらえるとても良い表現だと思います。確かに、現象的には、全くその通りだと思います。 ただ、「溶ける」という言葉の定義が、『ある物質の分子が液体中に均一に核散すること。』となっているので、正確には、「空気に溶ける」という表現は正しくありません。「溶ける」というのは「液体中に均一に拡散すること」だからです。 でもabcdfeghijさんが見抜いているとおり、「蒸発」という現象は、水分子が、空気中に拡散していく現象なので、物理的には「溶ける」ことも「蒸発」も同じ現象だととらえて良いと思います。 詳しいことは♯1さんが答えていますので、重複は避けますが、同じような現象はたくさんあります。 氷からでさえ、とても乾燥しているところに置いておくと水分子が空気中に出ていきます。このように固体から気体になる現象を「昇華」と呼びます。「昇華」で有名なのはドライアイスですね。ちなみに「蒸発」とは液体から気体になる現象のことです。 「蒸発」も「昇華」も拡散していく事という意味では「溶ける」事と同じ現象なのです。

その他の回答 (1)

回答No.1

「蒸発」ですか?これは、液体の水の分子が大気圧に打ち勝って水から飛び出していってしまう現象です。(←用語は大丈夫ですか?)水分子は常に水の中を動き回っていて、ほかの水分子とぶつかったり、あるいは、水から飛び出して空気中に蒸発していきます。 もちろん、逆に空気中の水分子(水蒸気)も他の分子とぶつかったり、水の中に入ったりします。これを凝縮と言います。 また、水が蒸発しなくなる(ように見えるだけなんですが・・・)のは、『気液平衡』と呼ばれる現象で、液体から気体になる量と、気体から液体になる量が同じとき、蒸発も凝縮もしていないように見えるのです。 これと同じことは、もちろん他の物質でも起こります。エタノールでも、ベンゼンでも、また、気体だって空気以外に水素やヘリウムでも同じことが見られます。

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