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緊縮財政と構造改革の「予言の自己成就」で日本破綻へ

日本は20年ほど緊縮財政と構造改革を政治が必死になって推進して来ました。 その結果、衰退が進み、産業力はどんどん低下し、日本は国際的な競争力をどんどん失って来ました。 かつては日本映画も世界中でヒットし黒沢映画は世界の多くの映画監督に影響を与えていました。特撮映画も当時は世界の先端を行って世界中でゴジラファンが熱狂していました。 かつてゲーム産業は新産業として日本を中心に拡大成長し、日本のシェアは世界で8割以上というレベルで活躍していました。 かつて日本の家電も世界で一人勝ちで、家電で最も人気で信頼も高かったのがメイドインジャパンの家電でした。 ところがバブル崩壊後からトンデモ経済政策が徐々に拡大し、2000年代になるともうめちゃくちゃで、追い込まれた日本企業は多くの虎の子の事業を売り、成長の見込まれる技術を売り払い、特許を安値で売り払い、なんとか企業を延命存続させることだけに必死になる事態となりました。しかもそれは今も続けられており、企業の使命である投資をしないで、内部留保拡大に躍起になっています。 それら一連のわかりやすい例が東芝で、2000年代初頭には今後成長が見込まれていた技術も特許も全部韓国や中国の企業に売ってしまい、どんどん衰退して行きました。そしてその後にはその技術や特許で韓国企業が日本でも世界でも躍進するという事態となり、日本の技術者達は泣いていました。 現在、日本になんとか残っているのは自動車産業です。ですが、自動車産業ももう10年ほどでダメになりそうです。 自動走行車の技術水準では、アメリカと中国が日本を圧倒しています。AIなどへの投資がアメリカや中国は日本の100倍の規模で行われており、様々な先端技術を伸ばしていっています。 将来のトヨタが現在の東芝のようになってしまう恐れがあります。 このまま行くと、日本に「歯止めの聞かない円安」が訪れてしまう可能性が現実味を帯びてきてしまいました。 日本は資源小国として石油も食料も鉱物もすべて輸入だよりです。にも関わらず日本政府は資源小国という問題に何一つ対策しないどころかここ20年は緊縮財政と構造改革により、対処対策を縮小し続けてきました。 物づくりの土台は構造改革と緊縮財政により破壊してしまい、ほとんど壊滅的状況です。もしここで本当の円安が訪れると日本人は為す術がありません。以前であれば例え大幅な円安が起ころうと日本には沢山売るものがありましたので、すぐに持ち治せる力が日本の産業力にはありました。 しかし今ははギリギリ自動車産業だけで食いつないでいるような状態です。 緊縮財政と構造改革により進められて来た経済政策は現在の政府も引き継ぎ推進しており、 このままだと「予言の自己成就として日本破綻」へと向かってしまいます。 日本人はこのまま予言の自己成就のための経済政策で破滅に身を任せるのですか?

みんなの回答

  • DCI4
  • ベストアンサー率29% (448/1540)
回答No.4

★そうです まぬけ 緊縮財政 財務省役人と 財務省系の政治家と 消費税でいっしょに崩落 それにならず それらの奴が リストラされることを 一般の民はまってる そうなれば日経平均4万円 年金も税収もアップだ ちゃんと経済成長も出来る さいわい日本は技術蓄積があだある まぬけの役人政治家が消えればいいだけ 技術は一流 政治役人はまぬけ3流

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (7026/20696)
回答No.3

まだまだ政治家とは政治をする人だと思い込んでいる人が多すぎます。 国家予算を食いつぶすのが彼らのやっていることだということをしっかり世の中全ての人に理解させることです。 安倍も緊縮財政などやっていません。さらに借金を増やしているだけです。 借金で困ったら出てくる常套手段のインフレ推進もやろうとしています。 一番たちの悪いのは 国債の日銀引き受け。これって お札をどんどん印刷して安倍が好き放題に使うという意味です。こいつが政治家になってから彼の懐に どれだけの税金が吸い込まれていったことか。国家予算を齧りとるだけではお腹が一杯にならないからと 今日も日銀券がせっせと印刷されています。 この後始末をおっかぶせられるのは 私たちの子供や孫たちです。孫の世代になると 収入の半分は税金で持っていかれるかも。 おっしゃるとおり 破滅の道をまっしぐら。

sayoyou
質問者

補足

国債発行は7年間、ずっと縮小しています。 日本は全く内需拡大ができていません。 現在の日本の景気が横ばい水準なのは、アメリカと中国の景気が良いから。 安倍政権は相変わらず緊縮財政と構造改革を遂行中のデフレ推進政権です。

回答No.2

緊縮財政ってしてますか? 社会保障には金を使いませんが、その分意味のない公共事業には湯水のように使ってますよ。 無駄なオリンピックとか。 そして政治の構造改革など何も行っていませんし。 ただ小泉が唱えた自民党をぶっ潰すと言っただけ。 それも自民党議員が声を出せなくなるようにしただけでしょ。 日本の技術が衰退したのは(実際は基幹部品の製造技術は世界一です)竹中平蔵が提唱した新自由主義とグローバリズムの導入です。 これは技術よりも効率やコストカットで利益をもたらす、というものです。 同時に企業側も時代の潮流を見抜けなかったことで売れ行きが落ちたのです。 TOSHIBAが落ちていったのは、自民党が国策としてTOSHIBAに原発事業をさせるようにしたためです。 日本の技術が墜落したのは先見性もなく、利権でしか動かない自民党のせいですよ。 自民党の経済政策自体が間違っており、行ってもいない緊縮財政や構造改革のせいではないのです。 あるとすれば自民党による構造改悪と新自由主義の導入です。 それと今後は円高になりますよ。 世界中が不況の予兆をとらえ、自国通貨安に誘導し始めていますから。 今までは中国経済の好調などで円安を容認されたにすぎません。 安倍・自民党政権では数年で日本は破綻します。 日銀もお手上げの金融政策を安倍が行ったことで、身動きできない状態です。 またTPPをはじめとした日本の農業などを衰退させ、外資に売り渡す自由貿易導入でさらに日本は潰れていきます。 日本人は食も奪われ、経済的にも手を出せない状態になり、破綻寸前なのです。 質問者さんのいう要因での破綻はありません。

sayoyou
質問者

補足

> 社会保障には金を使いませんが、その分意味のない > 公共事業には湯水のように使ってますよ。 あり得ないです。 公共投資に予算をいっぱいつけてたなんて20年前の話です。 今や公共投資はピークから半分以下まで縮小させてしまっている。その過程で土木建設企業の倒産が相次ぎ、20年で1/3にまで減ってこの分野の日本の生産力は著しく低下しています。これは災害の多い日本にとって危機的です。 ちなみに日本の高速道路網はドイツやイタリアの1/3、イギリスやフランスの1/2程度で、日本は物流の生産性は低い部類の国。 2000年台に財政破綻妄想や緊縮財政推進のためにバラまかれていた公共事業悪性説によるデマの影響で、未だにこの手のデマによって日本は正しい政策判断が行えていないのですね。

回答No.1

もっと日本に希望をお持ちになったらどうですか? 別に「経済大国」とかいう必要もないですが、 日本はまだまだ技術力も資産もあります。 心配は要らないですよ。 私は海外に20年以上住んでいましたが、 日本が特別に悪い状況になっているとは思えませんね。 実際住んでみると、いろいろ見えますからね、その国の事情が。

sayoyou
質問者

補足

それはないです。 20年前はどこへ行っても日本家電が売っていました。 20年経って、今日本の家電などどこへ行っても売っていません。 今、日本の家電は日本人だけが使っている状態です。 GDPの国際比較を観てもわかるように日本は著しく衰退しています。 20年経って、現実逃避の楽観論が通用しないレベルにまで日本は衰退してしまっています。 本気で危機感を持って行動しないと本当に日本は発展途上国化してしまう水準です。

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