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原種チューリップと原種シクラメンの違い
- 原種チューリップと原種シクラメンの特徴や違いについて解説します。
- 原種チューリップは球根が小さく、草丈や強さも異なります。
- 一方、原種シクラメンは屋外の耐寒性が強く、寒冷地での栽培に適しています。
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そもそも原種チューリップと原種シクラメンは科から全く違う種類の植物同士ですから、違いどころか比べる事自体が無理ですが・・・。 植物体の構造も性質も全く違いますし元々自生していた国も環境もかなり違い、環境も原種チューリップだと荒野の様な日差しが遮られない場所でお日様を好み直射日光が当たらなければ花が満開になれませんが(花が上を向いて満開に成る事で虫が寄ってきて受粉してもらえる)、原種シクラメンは広葉樹の林の中で育ち、早春の木の芽が動き出す前の日差しが当たる頃にだけ花が咲き(花がうつむいているので虫を誘う方法もチューリップとは違う)、木の葉が開いて薄暗くなればすぐに葉を落として休眠してしまいます。ただ原種シクラメンでも人が栽培し管理してきたうちに少し性質が変わって育てやすくり野生で自生している物とは違ってきている様です。 両者の唯一の共通点と言えば「春早くに咲き、夏には休眠する」という性質くらいでしょうか。 ちなみに原種チューリップの種類の多くは耐寒性がかなり強いので北海道のマイナス30度になる私が住む地域でも地中で楽に冬越し出来、毎年生えて咲きますが(球根が地中に潜る性質がある為)、当地では原種シクラメンの方は冬越し出来ずに枯れますので「耐寒性が強いわけではない」のです。元々原種シクラメン自体が冬が寒めな国の植物ですから日本でも本州程度の屋外なら冬越しは可能で、園芸品種のシクラメンでも改良の度合いが古いものは屋外で冬越し可能なものもあるとか。 シクラメンの株の構造自体球根(正しくは塊根)の下半分しか土に埋まっておらず下半分は空気に晒されています。これは見た目の問題で半分しか埋めていないのではなくシクラメンの元々の性質。もし球根を土に埋めてしまえばいずれ腐ってしまいます。 芽の出てくる位置が原種チューリップは地中にあり原種シクラメンだと空気に晒されたままである事自体、この二つは比べようがないんです・・・。あとは栽培する地域や栽培技術などでも変わってくるので、詳しい違いは実際ご自分で同時に入手しそれぞれの適した場所で育ててみて比べてみるしかないかと・・・。
お礼
質問の仕方が悪かったです。 原種チューリップとチューリップ、原種シクラメンとシクラメンの違いでした。 科が違うのは勿論知っています。 原生種なんですね。