それをバカ勉強なんていいますね。
学校で修学旅行のときも参考書を持参して、見学中も手放さない。座ったりしたときに開いてみている、電車やバスのなかでもそうだ、というようなのがいますね。これは、寝ているときでも枕元においておいて、要するに密着して離さないんですね。トイレにも持ち込むし場合によっては浴室にも持って行ったりする。
まあ生活の100%を勉強しているということで、典型的な猛勉強なんでしょうね。
で、ですけど、同級生にこんなのがいたと思いますけど、成績よかったですか。
もちろんバカではなかったと思うけど、優等生レベルでしたか。
断定しますけど、こういうのは試験に弱いんで入試なんかには落ちやすいんです。
何が悪いかというと神経が蝕まれているのです。自分ができないできないと思う強迫観念が本から離れる恐怖を揺り起こし100%勉強せねばせねば、と自己をかきたててるんですね。これは不安をどんどん掻き立てます。
そして、ぶっ続けで同じことをしようとしていますから、頭の中の処理が堂々めぐりをしていて疲労しているのです。まともに知性が働かなくなります。
がり勉がほとんど優等生の列から外れ、場合によっては万年浪人するのはこの悪循環なんです。
猛勉強なんかするやつは人生をしくじるんです。
ほいほい遊んでいるやつが割合成績がよかったり、進学が成功するのは、頭を休めているからです。やるときはやる、しかし他は頭脳を休ませる、ということをしているほうがいいに決まってるんです。エンジンがオーバーヒートしかかっているのにふかしまくったらどっかでダウンするでしょう。機械が煙を吐き、潤滑オイルが切れて摩耗しているのです。
だからそれをバカ勉強というわけです。
お礼
確かにそうですね。。^^