ADATARAです。
追加のご質問に回答いたします。
ハローワークの職務経歴書の見本に志望動機の記載があっても,職務経歴書の本来の意味は職業変遷歴の記録なので,その書き方は適当ではありません。
ところで,採用担当者の視点でこのことを考えたことがありませんか?
採用はある意味では競争ですから,「この人を是非,採用したい」と思えば,採用担当者冥利です。しかし,何社も応募する求職者にとって,それは志望動機を記載する1社に過ぎません。その会社がダメだったら他の会社に期待するだけです。採用担当者もその実情は理解していますから,特段の事情がない限り、ごく常識的なことが記載してあれば良いのです。
それから蛇足的になりますが,資格とか学歴を除いて,自分のことをできるだけ多くの情報を紙面に記載しようとするのは大きな間違いです。例えで言えば,ポーカーゲームで手の内を相手に見せるようなものです。例え,2のワンペアしかなくても,その2のワンペア2枚だけ見せ,後のカードは見せないで相手に「もしかして2のスリーカードかもしれない」と思わせないといけません。
書類選考で落とされるのは,会社の採用事情による,(1)年齢,(2)必要な資格,(3)必要な職種の経歴の3点ですから,これをクレアしたら,あとは面接勝負になります。その面接をプレゼン(プレゼンテーション)と思って,志望動機もちきんと述べましょう。私は先の面接で志望動機を「社会の人々にその良さを広く伝えたい。国内での需要は限りがあるが,将来の需要はあると思うので志望した」旨だけ記載し,面接では,「国内需要は厳しいものがあるが,国外では知られていないので,将来は輸出で御社の将来が明るくなると思う。」と輸出による将来性を指摘しました。志望動機欄の記載を見たら採用担当者は「なんで将来性があるのだろうか?」と思うでしょ?そこが私についての面接のポイントになりました。あとは「日本には昔からある製品で需要は厳しいものの,諸外国にはないものなので,その輸出を含めた工夫で会社の発展性があると思う」と2のワンペアが2のスリーカードに見えるように面接(プレゼン)したのです。あとから聞いた話では,「輸出のことはともかく,しっかりした考え方のできる人だ」として面接合格になったそうです。
そこまで考えた上で,志望動機を簡潔に書いたらとお勧めしています。
お礼
でもハローワークの職務経歴書の書き方の冊子の職務経歴書の例には専ら志望動機かかれていますけど