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日本ボクシング連盟の問題に関して
- 助成金流用問題をめぐり、連盟幹部を批判したボクシングWBAのミドル級世界チャンピオンで、ロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手が意味深な文章を投稿した。
- アマチュアからプロスポーツへ転向する際の成功者と失敗者の格差や、日本のバックアップ策の不足について質問している。
- 村田選手の批判や他のスポーツのプロアマ問題について疑問を投げかけ、アスリートの人生をカバーする社会の必要性やマスメディアの偏向報道についても言及している。
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質問者が選んだベストアンサー
オリンピックのプロアマ問題は クーベルタン男爵が理想を掲げて始めたのですがサマランチが腐らせた結果です。 オリンピックはうまく立ち回れば巨額の利益を生むということにサマランチが気付いて拝金主義に走った。プロも参加可能にすれば テレビの視聴率も上がる そうすると放映権料も大幅に上げられる。など お金になることばかり考えた。 メジャースポーツというものは スポーツ用品メーカー テレビ局などと結びついています。 メーカーは 人気が高まると 用具が売れる。テレビ局は視聴率が上がる。 そういうスポーツは職業として成り立つのでプロの選手も生まれる。 プロとして成立するためにはもうひとつ 選手生命が長くないといけません。 女子体操はティーンエイジャーの間だけ 成人するころには もう選手としてやっていけません。だからプロの選手はいないのです。 1 オリンピックでメダルを取れば報奨金が支払われます。これはジャンルにより大きく違います。 国からの報奨金は同じですが それぞれの団体とすぼーさーからの報奨金が加算されます。 競輪は5000万円です。 水泳 3000万円 陸上競技1000万円 バトミントン1000万円 卓球1000万円 テニス800万円 レスリング300万円 柔道 ゼロ円 2 共産主義の国では 国威発揚のためとか言って 金メダルを取ると一生保障という制度もありましたが それ以外ではありませんね。 選手の数はたくさんいますから 金メダルを取った人だけ保障しても 不公平感があるのではないでしょうか。 プロへの道はありますが どうもねえ 野球がちょっとうまいからといって億の価値があるとは思えない というのが正直な感想です。コマーシャリズムにうまく乗っかった結果そうなっているだけでしょう。 始めの方に書いた メーカーとかテレビ局のスポンサーの関係ですね。 プロスポーツというものを作って 人気を煽り立てると 自分もプロになって高い報酬をえられるかもしれないと バット グローブ ボール スパイク ユニフォーム・・・買って せっせとメーカーに貢いで その中のほんの一握りがプロになれて さらにその中のひとにぎりが人気選手になって億の報酬を得られる。その他大勢はあきらめて就職する。そして見る方にまわる。 その結果テレビの視聴率があがり スポンサーからテレビ局にお金が入る。 見ているほうは 子供に グローブを買い・・・踊らされているだけじゃないのかな。馬鹿馬鹿しい。と思ってしまう。
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- yama1998
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1.補償なんかありません。すべて自己責任です。勝てばオカネが入るし、成績がダメならお払い箱です。今のアマチュアも実質プロです。引退してもそのまま所属企業に残れる人もいますが、スポーツばかりしてた人間が普通の仕事をするのに苦労する人もたくさんいて、結局退社せざるを得ない人もいます。指導者になってもうまく後輩を育てられない、結果が出ずにやはりお払い箱になる人もいます。 2、繰り返しですが、自己責任なので補償などありません。プロに転向しても世界王者にでもならない限り、アルバイトなど他の仕事で生計立ててる人が大半です。 プロの参加は既にオリンピックは既に解禁してますが、各団体が一斉に解禁したわけではなく、バラツキがあります。90年代にバスケなどがいち早くプロ解禁したこともあれば、2000年以降になって解禁した競技もあります。ボクシングは前回ぐらいに解禁になったらしいですが、日本はまだ解禁してないようです。プロを解禁するとアマ選手の夢を奪ったり、大金が動いたりするなど、話題が別方向になるのを懸念してる団体も多いのです。 3、結局選手の一生の補償をなぜできないのか、ってことですか?ではそのお金はどこから出ますか?国ですか?何十兆という借金を抱えている日本が、スポーツ選手みんな一生食っていけるオカネを出せるわけないでしょう。どうしてもというのであれば、我々の税金を値上げしてそれをスポーツ選手に割り当てることになりますが、あなたが多くの税金を払ってスポーツ選手補てん出来ますか?みんな反対するはずでしょう。これ以上言わなくてもわかるでしょう。
- eroero4649
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>アマチュアからプロスポーツに転向に関して成功者と失敗した人たちの格差が激しく それは「プロスポーツ」を選んだ以上当たり前のことです。プロ選手は勝てばお金が得られ、負ければ引退(戦力外)も強要されます。そこに「アマチュア(オリンピック)の実績」は関係ありません。もし過去の実績によって優遇されるならそれは「奈良判定」と同じことです。プロは成功すれば華々しいですが、スターになれるのはどのスポーツでもほんの一握りです。 >例えば五輪で金メダルを取ればその人の人生を補償するシステムは日本では無いのでしょうか? そもそも誤解があるのですが、近代オリンピックの祖、クーベルタン男爵の理念は「競技を純粋に愛するアマチュア選手が競技を純粋に競う」ところにあります。「オリンピックは参加することに意義がある」という言葉はそういう意味です。メダルで勝者を祝福しますが、それが目的ではありません。 それをいつからか社会主義国が自国の宣伝とイメージアップにオリンピックを利用したのです。オリンピックで優秀な成績を収めた東側諸国の選手は、その見返りに国家から大変優遇されることになったのです。皮肉にも、社会主義が崩壊したらそのやり方は資本主義国にまで広がってしまいました。 「活躍したら国家がその選手の一生を丸抱えする」なんてのはクーベルタン男爵が草葉の陰で聞いたら大変お怒りになると思いますよ。 >最近の五輪ではプロアマ混在ですが、これもあまりよく理解できません。教えてください。 1984年のロサンゼルスオリンピックで、オリンピックはアマチュア主義からプロも受け入れる商業主義に切り替わりました。そしてそれは大成功。オリンピックは巨大な集金イベントになったのです。金の欲望にまみれたIOC(国際オリンピック委員会)は、「プロ選手を受け入れたら更に儲かる」ことに気づいてじゃんじゃんプロ選手を受け入れることにします。アメリカのバスケット代表にNBAのスーパースターがずらりと顔を揃え「ドリームチーム」なんて呼ばれたのがその象徴ですよね。 その全ては、カネ、カネ、カネです。IOCのカネまみれ体質は、日本のアマチュアボクシングなんて子供なくらいですよ。これは書くとキリがないので割愛。一例をあげれば、ロンドン大会では売店で販売されるお寿司についていたお醤油が公式スポンサーではないという理由で外されたほどです。そう、お醤油ぬきのお寿司が売られていたのです。 >引退後の人生選択としてリハビリ施設運営(介護難民救済)等を運営する企業人として その人、会ったことがありますが、実に嫌なやつですよ・笑。ふんぞり返っていて、他人に尽くすなんてちゃんちゃらおかしいって感じですね。 ただし、その「人に尽くされるのが当然」という気持ちの強さが世界一になったのだろうなとも思いました。「俺がベストを尽くせば世界一なんだ」という強烈な自信は感じましたね。またそうでもないと世界一にはなれないんだとも思いました。彼がケガしている人の施術をしているなんて想像もできないし、たぶんしていないと思います。 >アマチュアスポーツから五輪選手まで、人生をスポーツにかけた人の人生をカバー出来うる社会に何故ならないのか? そういう割に合わないことをあえて自ら選んでいるのは「その競技を純粋に愛していればこそで、その姿は崇高で美しい。だから、そういう崇高な人たち【だけが】集まって純粋に競技を競い合おう」というのが近代オリンピックの【本来の姿】です。 質問者さんの近代オリンピックに対する理解が、本来のクーベルタン男爵の理念を正しく理解されていないのであります。