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起訴後の裁判について
法律についての詳しい知識が無い為、教えて下さい。実は、私の知人が以前、勤務先の商品を持ち出してネットで販売したのが発覚しました。以前の勤務先から警察に訴えがでました。(示談にはならなかったそうです)現在、知人は別の定職についていて、事実を認めたため、警察から「窃盗」の容疑で、任意の取調べを受け、担当刑事から「今後、在宅起訴という事になり、多分執行猶予という事になるだろう」と言われたようです。2回ほどの取調べを受け、今度「書類の内容確認に来てくれれば、取調べは終わり」とも言われたとの事です。警察も取り調べ等は知人の仕事帰りや休みの日に行なってくれるなど、はからいをしてくれたそうですが、知人は、今後の裁判の連絡など、家族に分からずに済ませる事が出来るのかをとても心配しています。(年老いた母との二人暮らしで、母はこの件をまだ知らないそうです)裁判所からの本人への出頭連絡などは書面で連絡がくるのでしょうか?また、判決が出たあと、現在の職場や家族などへの通達などはあるのでしょうか?裁判までの順序などもおしえて頂けると嬉しいです。
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- alive2004
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◎補足拝見しました。 ◎>「(3)~(4)在宅起訴から検察出頭命令」につきましては、若干訂正が有ります。 ●(3)在宅のまま起訴→在宅のまま書類送検 (4)へ続く・・・ ●再度ご質問の時間・期間つきましては、警察に逮捕された場合の、警察48時間・検察24時間・勾留10日+10日の様に、起訴までの時間制約が有りませんから、検察からの「出頭命令」が有って初めて解ると考えます。 ●しかしながら、最初の所轄検察からの「出頭命令」はそれ程、長い時間・期間は無く有ると思います。 ◎>「今回、友人は自分が犯した罪で事実を否認する気もないし、金銭的な余裕もない為、裁判の際は国選弁護人の方にお願いする方向で考えているようです」 ●あくまでも老婆心ですが、質問文からすると「示談にはならなかったそうです」との事ですが、勤務先への損害金の弁済・和解(示談)等も為されていないと思慮致します。 ●とすると、可能性は小さいにしても「否認する気」が無いからと云って、今後「在宅の取消」「勾留状執行」や全く逆に、和解や弁済に因って「略式起訴」「起訴猶予処分」等も全く無い訳では有りません。 ●「否認する気はない」と言って、会社に勤めていながら「弁済・謝罪等々」はしていないとなれば、心証・情状は決して良くはないでしょう。 ●相手が会社で有れば、刑事裁判で「有罪」後に「民事訴訟」に踏み出す事は当然の方向性として考えられます。 ●それらの状況で在りながら、「今後の裁判の連絡など、家族に分からずに・・云々」ばかり気にして居られる様で有れば、思わぬ落とし穴も考えられます。 ●心からの反省と、損害を与えてしまった会社への「謝罪と賠償」を最優先に考えて、検察の取り調べや後の裁判に臨む事が必要と考えます。 ◎再度、質問文及び補足からの推量を多く含むアドバイスで有る事を、確認の上お読み下さい。
- alive2004
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◎ご質問の文面から推量致しますと・・・ (1)現状、警察による聴取が2回。 (2)次の、取り調べ(一応任意)で調書に署名・押印して警察の取り調べは終了。 (3)在宅のまま起訴。 (4)検察からの出頭命令。検察での取り調べ。否認で無ければ1回?。 (5)公判請求(公訴)---又は、略式手続き(罰金刑) (6)裁判所からの「公判期日召喚状」 (7)1回目公判。罪状認否。これも否認で無ければ1回の可能性大。結審?。 (8)2回目判決?。 ◎以上の推移が考えられます。1回目公判から判決日までは、(1回で結審で有れば)裁判所の繁雑さにも因りますが、概ね一ヶ月後の同曜日か短くて2週間後、希に午前中に結審し午後の判決も有る様です。 ◎弁護士には、相談・委任しているのでしょうか・・。刑事事件ですから、起訴され任意で弁護士を選任しなければ国選弁護人が付きます。 ◎国選弁護人でも、本件の場合は量刑には問題がないとは思われますが、本人が心配している諸問題については、弁護士に相談し刑事弁護として委任する事が良策と思慮致します。 ◎国選弁護人の場合、選任やその後の手続き・公判期日等でも、任意の弁護士選任の場合に比べ、時間を要すると考えられます。 ◎『また、判決が出たあと、現在の職場や家族などへの通達などはあるのでしょうか?』この件については、一切あり得ません。 ◎本事件が複雑で有ったり、重大で有った場合は、家族に情状証人として出廷してもらったり、在宅起訴で無く身柄も送検された場合等はその事で家族に知れたかも解りません。 ◎ですから、送達される書面を如何にするかに因って、本人の心配即ち母上に「余計な心配を掛けてしまうか・・」どうかが、掛かっていると考えます。 ◎まだ、弁護士に相談前であれば・・・ http://www.nichibenren.or.jp/jp/hp/houritu/soudan/houritsusoudan.html 各弁護士会の相談窓口です、地域の弁護士会へ状況をお話の上ご相談下さい。 また、弁護士費用の目安になるページも有ります。 ◎ご質問の文面からの推量も含んだアドバイスです、参考の一部程度にお読み下さい。
自己責任を負うのはやむをえないです。 1刑事訴訟法による手続にしたがいます。 2職場へ裁判所が連絡することはないです。住所地へ判決文などが送付されることになるでしょう。 3詳しくは下記URLを参照ください。 http://courtdomino2.courts.go.jp/T_keiji.nsf
お礼
お忙しい中、アドバイス頂きありがとうございました。教えて頂いたURLもとても参考になりました。本人にも伝えて、今後対応していきたいと思います。ありがとうございました。
お礼
お忙しい中、とても丁寧なアドバイスをありがとうございました。弁護士さんの事までは頭にありませんでしたので、とても勉強になりました。本人にも伝えて、今後を相談していきたいと思います。どうもありがとうございました。
補足
こまかい事までお伺いして申し訳ありません。現在検察がかかえる事件数とのからみもあるのでしょうが、上記の説明にある(3)~(4)在宅起訴から検察出頭命令、(4)~(5)出頭命令~公訴、(5)~(6)公訴から裁判所召喚、それぞれの手続きの間には、どれくらいの期間がかかるのものなのでしょうか?(今回、友人は自分が犯した罪で事実を否認する気もないし、金銭的な余裕もない為、裁判の際は国選弁護人の方にお願いする方向で考えているようです)一般的な日数で結構なのですが、ご参考までにお伺い出来れば・・・と思うのですが。