難しいですよね。
生まれたときに分かる障害もありますし、生まれて数か月、数年経ってから明らかになって行くものもあります。
五体満足でも、ミルクを思うように飲まない、泣き止まない、体重が増えないから始まって、肌荒れがあればアトピーを心配し、アレルギーを心配し、何が食べられるか一つ一つ心配しながら離乳を進めます。
喋りはじめ、おむつがうまく取れるかといった発達過程も人並みかどうか心配です。
少し大きくなれば、勉強だって心配ですし、性格的なものも悩む人は多いです。
我が家は、生まれて1か月半で腎機能に障害があることが分かり、生後半年で手術しました。幸いにその後は健康に育っていますが、何も問題がなかったとは言いません。
思うに、「人並みの育児」ってのは存在しなくて、大なり小なりみんな悩みながら子育てしています。その悩みも、一定ではなくひとつ解決すれば次が、そしてそれが解決しなくても次の悩みが湧き出てきて、気が付くと最初の悩みが解決していたり、といったことの連続です。
障碍があっても、働いている(働かねばならない)お母さんはいますし、その時になれば公的サービスも含めて使えるものは片っ端から使ってなりふり構わず子どもを守らねばなりません。
育てられないから、途中で放り出すなんてことも実際にはできないものですしね。
その時、いざとなればパニクりながらもなんとかなっちゃうものですよ。