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クレアチニン値の上昇について

43歳男性です。・ クレアチニンが2週間で1.08→1.32に急上昇しました。 幸いにもアルブミンは基準値、尿タンパクは出ていませんでしたが不安で仕方ありません。 もともとネフローゼを患っておりますが、最近が安定していたのでショックを受けています。 服用しているネオーラルの影響も考えられるようですが、以下質問です。 (1)クレアチニン値は一時的にあがることがあるのか? (2)薬の影響の場合、減薬することにより改善できるか? 医師からは来月再検査と言われているので、主治医と相談してくださいという回答は恐れいますがご遠慮願います。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.1

こんにちは。安定していた数値がわずか2週間で基準値から外れるような上昇をすると焦りますね。 >(1)クレアチニン値は一時的にあがることがあるのか? あります。 クレアチニンは筋肉量に応じて一定量が体内に放出されるのですが、体液量が減少した場合には濃度が上がります。 特に腎臓を経由して尿として排泄されるものではない「汗」による水分の喪失が増える時期には血清クレアチニン濃度が上昇してしまうことがあります。 今回の状態は数値としては微妙なところですが、アルブミン正常でタンパクも検出されていないとのことなので、現時点では腎機能の直接的な低下による上昇とは断定できないのではないでしょうか。 腎機能の低下に起因するクレアチニン値の上昇は経時的な変化を追う必要があるので、今のところは経過観察という判断なのではないかと考えます。 (2)薬の影響の場合、減薬することにより改善できるか? 原因がネオーラルにある場合は減薬や中止によって改善する可能性はあるでしょう。 しかしネオーラル自体が腎機能障害があってもきちんとコントロールすれば使うことができるものなので今回のクレアチニン値の上昇に大きく関与している可能性は低いのではないかと考えます。 いずれにしても質問者様にとってネオーラルは重要な意味を持っている薬であるため、こればかりは医師に指示通りに服用するようにしてください。 クレアチニン値が急上昇したことでとても不安になっている気持ちはよくわかります。 しかしこのクレアチニン値も基準から大きく外れているというほどのものではなく、何よりもアルブミン正常とタンパク不検出が腎機能に大きな問題が出ていないことを表しているかと思います。 検査時に医師から詳細な説明があれば今の心境も大きく違っていたのかもしれませんね。 ご参考になりましたら幸いです。お大事になさってください。

leon-m
質問者

お礼

ご丁寧な説明誠にありがとうございました。 来月、再び検査もあるので主治医によく確認します。 今後注意していかなければいけないと認識していますが、不安な気持ちは軽減できました。

ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール

ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...

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