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なぜ光は、原子の間を通り抜けられないのか。
なぜ光は、鉄板や厚い物質を通り抜けることができないのか。 また、なぜ薄い紙やガラスなどは、通り抜けることができるのか。 気になります。
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- tetsumyi
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光は電磁現象で物質は原子外部の電子が広かって雲のようになっていてバリアーとなって反射したり吸収されて熱に変えることで通過できません。 それで物体に光が当たると吸収できない色が反射されて色が付いて見えることになります。 ガラスの場合は原子の結合の仕方から、電子の雲が反応して反対側まで伝わり光を出しますから少し吸収されて暗くなったり、光が伝わる速度が遅くなります。 薄い紙は隙間だらけだからある程度光が通過します。 金属でもものすごく薄くすると、完全に吸収できなくてある程度通過します。
- SPROCKETER
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光と言いますが、可視光線だけを言うのであれば、その通りですが、放射線まで含めると、鉄板や厚い物質でも通り抜けられる放射線はあります。なぜ、可視光線は通れず、放射線は通れるのかと言えば、波長が違うからです。 可視光線の波長は原子よりも大きいので、原子を包んでいる電子雲との相互作用で反射されたり、吸収されて、通り抜ける事が出来ませんが、ガンマー線のような放射線は原子の大きさよりも波長が短いので、原子と原子の間を通り抜けたり、原子を包んでいる電子雲を通り抜けられるので、厚い金属でも透過する事が出来ます。 要するに、光の波長が大きければ、原子を通る事は出来ず、波長が小さければ、原子を通れるわけで、波長の大きさの違いに過ぎません。
- h_ishikawa
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「薄い紙やガラス」であっても、元の光が通り抜けているわけではないのですが、いわゆる「透過」の原理を説明します。 ガラスの表面に到達した光は、そのエネルギーの全てをガラス表面の原子に渡し(この時点で「光」そのものは一旦消滅)、そのエネルギーはそっくりそのままガラスを構成する原子から原子へと受け継がれ、反対側の表面にある原子まで到達します。反対側まで行き着くと、もう次ぎに渡す原子がないので、その原子は受け取ったエネルギーをもう一度「光」として外部に放出するのです。 これが一瞬のうちに行われるので、入ってきた光がそのままガラスを通り抜けたように見えるのです。 では透過しない物はどうしているのかというと、(表面で反射しながら) 光のエネルギー成分吸収して、熱エネルギーに変えて放出しているのです。