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ターボ車の大気開放の何処がダメ

大気開放とはアクセルオフ時に慣性吸気でスロットルバルブ手前に押し込まれた大気を放出させるだけですよね。全く汚れた空気ではないはずですが、どうして車検に通らないのでしょう。

みんなの回答

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.3

エアクリーナを通った後での吸気は必ずしも外気ではありません。ブローバイガス(シリンダーとピストンの間などからクランクケースにどうしても漏れてしまうガスで排気ガス+クランクケース内のオイルの微小な飛沫を含む)やEGRシステムからの排気ガスを含んでいるため、これを外気に排出することは紛れもない大気汚染の原因になります。そのためにわざわざ面倒なエアクリーナーケースなどへの還流ルートを設けているのです。 自動車の排出ガス規制というのは排気管からでるいわゆる排気ガスのみではなく排気管以外の所から漏れ出てしあうづづン移管しても規制があります。例えば、キャニスターと呼ばれる装置もそうです。この装置はガソリンタンクから自然に蒸発してしまうガソリン(これも排出ガスとして扱われます)を活性炭などでつかめて置き、エンジン運転時に活性炭からエンジン内部に吸い込ませて燃焼させてHC(炭化水素・未燃ガスと同じ扱い)の排出量を減らす装置です。 それなら、ブローバイガスなどの還流をターボの下流に持ってくれば良いかというとそうはいきません。ターボより下流では加給されているときにブローバイガスの圧力より加給圧のほうが高くなる可能性があるため、そのまま戻してしまうとクランクケース内が高い圧力となり、シリンダ壁に必要以上についたオイルを搔き落としシリンダ内に余分なおいるが入るのを防ぐオイルリングの働きを阻害することになりますし。もし、加給時に逆止弁などを使って止めても、ブローバイガス自体は発生しているので、やはりクランクケース内の圧力は上がってしまいます。したがって、ブローバガスを戻すのはターボよりも上流でなければならず、クランクケース内が大気圧よりも高くなった時には常に吸気に還流させる必要があるのです。ちなみに、ブローバイガスに含まれるオイル分はエアクリーナーに付属するミスとフィルターで除去するようになっています。

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.2

知りませんが、吸気側でもブローバイがあります。また、モデルによってはEGR、排気の一部を再吸気しています。 全く綺麗な空気とは言えません。 また、音もうるさいですね。

  • agehage
  • ベストアンサー率22% (2753/12075)
回答No.1

実は汚れているかもしれないのです 排気ガスがエンジン内に入り込むことがあります(ブローバイガス) ブローバイガスガスはエアクリーナに戻されます なのでエアクリーナーから出てくる空気はきれいなものと限らないのです その空気を大気解放してしまったら大気汚染になってしまいます そのために車検で検査しております

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