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尿酸値を下げるための薬物療法について
尿酸値を下げるための薬物療法について、医師に勧められました。 年齢は59歳、過去5年の尿酸値は、7.5から8.3となっています。 最近は痛みはありませんが、3年ほど前に足の付け根に軽い痛みをおぼえましたが、大事にいたっておりません。現在軽い高血圧の薬を飲んでいます。 薬物療法のデメリットと開始の判断について合わせて、教示願います。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) 薬剤師
こんにちは。高尿酸血症について指摘を受け、その治療のデメリットについてですね。 通常であれば食事内容を見直して薬を使わない治療を開始します。 ただ、尿酸値が8.3というのはかなり高いので生活改善による治療は選択せず最初から薬物療法になる可能性もあります。 医薬品による治療のデメリットは副作用ということになりますが、第一選択薬とも言える尿酸排泄を促進する薬は副作用も非常に少なく安価で使いやすいものです。 副作用発現のリスク(薬を使うことのデメリット)に対して、現在の尿酸値を放置することのリスク(治療しないことのデメリット)の方が圧倒的に大きいと言えます。 現在高血圧の薬をお飲みになっているとのことなので、痛風の薬が始まった場合はそこに1錠プラスされるところからのスタートとなるでしょう。 なので、飲む面倒くささといった生活上の不便さ(デメリット)も大きなものではないと考えます。 高尿酸血症を放置することで治療が困難に近づき、使用する薬も増えることで副作用のリスクも大きくなります。 そう考えれば、現在の尿酸値は早期に治療を始めて下げておくのが良いのではないでしょうか。 あと、痛風発作は非常に痛いので、可能であれば人生で経験しないように予防する方がいいかと思います。 ご参考になりましたら幸いです。お大事になさってください。
ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール
ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...
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お礼
参考になりました。ありがとうございます。