もちろん白色矮星や中性子星のほかにも存在しえます。
0度Kの話は本当は大変難しいです。
以下の回答に補足いたしますと・・
恒星は自らの重さを内部で起こる核融合のエネルギーで支えています。
そして核融合の燃料が尽きたとき、恒星は縮み始めますね。
そのとき恒星の質量がある程度以下だと電子の縮退圧でその重さは支えられ白色矮星になるのですね。
恒星の質量がそれよりも重いと電子は縮退して陽子とくっ付き中性子になります。
そして今度は中性子の縮退圧で重さが支えられます。この星を中性子星と呼ぶのですね。
このようにして寿命が尽きた恒星は構成している物質が中心に向かって落ちていくと考えられます。中性子星は密度が高いので、非常に硬く、落ちてきた物質が中心に跳ね返され今度は外側に爆発的にはねかえりがおきます。
これが超新星爆発です。
恒星がそれよりさらに重かったり、中性子星にガスなどがどんどん吸い込まれたりしてある程度の質量を越えると、もはや自らの質量を支えることが出来なくなります。
中心に向かって無限に落下し始めます。
これが重力崩壊です。
そうするとどうなるか?これはまた難しいのですが。
内部では特異点が出来たりいろいろあるのです。
事象の地平面の内側なので外側には特異点の影響はないです、というかあったら物理学が根底から変わっちゃいますよね。
事象の地平面とは光さえも抜け出せなくなる境界です。
その手前ならなんとか脱出できます。
が、そこを越えるともう特異点に向けて落ちるしかありません。
ブラックホールとは、そういうものです。
結局、縮退圧については
「パウリの排他律」を思い出してください。
電子のようなフェルミオンは同じ状態、同じ場所にはスピンを反対にしても二つしか存在できないのです。
同じスピンの粒子が二つ同じ状態、同じ場所に存在するのを嫌がる力で支えられていると思うと良いのではないかと思います。
お礼
どうも有り難うございました。なるほど、確かに複雑で難しいですね。絶対温度0Kの場合を考えろ、といわれたら、一体どんな事を答えればよいのでしょう。白色矮星や中性子星が0Kではないのですよね?その辺がいまいちわからないのですが。もしよかったら教えてください。