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ACE阻害薬の副作用

ACE阻害薬のレニベースを処方されたのですが、蕁麻疹と、のどのいがいが感が出て、服用が中止になりました。他のACE阻害薬も使えないということになりますか?あるいは、副作用の少ないACE阻害薬はあるのでしょうか。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.2

こんにちは。継続的に服用することが前提となる薬で副作用が出て服用中止になってしまうとこの後どうなるのか不安ですよね。 質問者様に発生した症状がレニベースを服用したことによるものであるという疑いが強いからこそ中止になった、という前提でお答えいたします。 レニベースという薬はACE阻害剤の副作用として有名な「空咳」が出にくいタイプのものです。 この薬でも喉に違和感が出てしまったとなると、他のACE阻害剤も厳しいかもしれません。 蕁麻疹については非常に低い頻度ではあるものの、副作用情報として出ています。 レニベースは血圧を下げる効果のほかに慢性心不全にも効果があるのですが、他のACE阻害剤も降圧作用のほかに特徴のある作用を有しています。 血圧のためだけにレニベースが処方されていたのであれば、恐らくACE阻害剤はやめて近い効果を持つARBというタイプの降圧剤を試すことになるのかもしれません。 処方医が敢えてレニベースを選んでいた理由が判然としませんが、多少のリスクを承知の上でACE阻害剤を使いたい理由があれば他のACE阻害剤を試すことになるかもしれません。 ACE阻害剤は複数ありますが、空咳の頻度はあくまでも確率の問題で、他のACE阻害剤に変更したからと言って必ず喉に違和感が出るとは限りません。 また、喉の違和感や蕁麻疹は薬の中止とともに速やかに消失します。 他のACE阻害剤を試すことになっても過度に恐れず、症状が出た場合には医師の指示を仰ぐようにしてください。 ご参考になりましたら幸いです。お大事になさってください。

ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール

ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...

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