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内径ネジの奥のバリについて
- A5056の内径にG1のネジ切りを旋盤加工しておりますが、ネジ奥にバリ?むしれ?のようになっており、ゲージも少し引っかかります。
- 過去の質問でピッチが大きい場合は修正フランクインフィードの切り込み方法が良いとありましたが、これでバリはなくなるでしょうか。
- ネジ奥のバリの修正工具探しています。何かありましたらこちらもお願いいたします。
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まず、形状の確認ですが、 ネジは貫通ではなく、奥で止まる形状で、 奥に逃げ溝を切っている状態ですか? このような形状なら溝の形とネジの切り方で大幅に改善できます。 溝の形は普通の溝ではなく、ネジの切り終わり側にテーパを付けてみてください。(自分は大体45°~60°位、そんなにシビアなものではなく結構適当。) ------------------------------- | 「 \ | | ------------------------- | | | | ― - ― - ― - ― - ― - ― - ― - ― こんな感じで溝入れをして見てください。 そしてネジを切ります。 ネジの切り方ですが、修正フランクインフィードで無くても このくらいなら大丈夫です。 (品物の状態が、薄いか、厚いかとかチャッキングの方法によっては 変わってきますが、ガッチリくわえている物と仮定します。) ねじ切りの最後のパスの前に奥のバリ取りとして 溝入れをもう一回入れてみて下さい。 (最初に入れた溝のテーパー部をなぞるような感じ、このときバリが出てれば 取れるはずです。) 最後に、ねじ切りの最後のパスを行って終了。 (理想は最後はゼロカットで。) これで大丈夫と思いますが、 駄目な様ならまた書き込みして下さい。 ご健闘を祈っています。
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寸法関係はどうなのでしょう? 平行ねじはオスメス合わせた間にパッキンを入れてシールする。 http://www.migishita.co.jp/servise/servise03.html a)管用平行ねじを用いる場合 メスの不完全ねじ部は(締付後)パッキン厚より少なければよい。但し底面の傷はシール不全のおそれ。 メスの底に径大のヌスミを加工すれば、全て完全ねじ部となり解決。 (オスの先端を逃がしても同じ) この微妙な関係の規定があるのなら従えばよいが・・・ 修正はタップの不完全部を削り取ったものを使います。但し底面を傷つけぬ工夫要。 問題は加工の工夫で解決したとして、検査方法を含めた詳細仕様を決めるほうが後々のためになると思います。
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ご回答ありがとうございます。 ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。 いろいろ検証しましたが フランクインフィードの切り込みですと 回転を上げてもビビリがなく、また奥のむしれも解消されました。 いろいろ勉強になりました。ありがとうございました。
回転を上げられないとのことですので、 ・さらい刃付きのインサートを用いる ・最後の切込みをゼロにする(その分1回前の切込みを増やす) の2点を提案いたします。
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ご回答ありがとうございます。 ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。 いろいろ検証しましたが フランクインフィードの切り込みですと 回転を上げてもビビリがなく、また奥のむしれも解消されました。 いろいろ勉強になりましたありがとうございました。
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ご回答ありがとうございます。 ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。 せきえい様の加工法も試しましたが、ねじ山が崩れているものには刃物があたらずあまり効果が得られませんでした。 その後いろいろ検証しましたが フランクインフィードの切り込みですと 回転を上げてもビビリがなく、また奥のむしれも解消されました。 いろいろ勉強になりましたありがとうございました。