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古いマシンを最高回転数で使用するのは望ましくないでしょうか?
- 古いMCを最高回転数で使用することは良くありません。なぜなら、25年前のマシンなどは技術的に進化しておらず、最高回転数で使用すると故障や事故のリスクが高まるからです。
- さらに、マックス3500回転の機械では安全性を考慮し、何割までの回転数で使用するべきかも検討する必要があります。適切な回転数を設定することで、機械の寿命を延ばし、効率的な作業を行うことができます。
- したがって、古いマシンを使用する際には、最高回転数ではなく安全性と効率性を考慮した回転数を設定することが重要です。
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・過去に3500min-1で使用していたことがあるか ・長年に亘って大径のカッタなどでごりごりと重切削をしていたか ・主軸をぶつけたことがあるか ・主軸とベアリングカバーの隙間から切削液やなどが混入していないか ・主軸オイル冷却装置がついているか(正常に機能しているか) など、使用してきた状況によってどうなるか分からないのが実情です。 25年前で最高回転速度が3500min-1の主軸であれば、ベアリングは封入 グリス潤滑が採用されているはずです。 主軸の回転速度を上げると、封入しているグリスが撹拌されて発熱します。 そしてグリスが発熱により軟化したり遠心力により徐々にベアリングの 玉より離脱して、10~60分ぐらいで温度は安定します。最高回転速度まで 同じことの繰り返しで、最後はベアリング玉の表面に薄いグリースの膜が できて、その状態を維持します。 主軸を停止させると温度が低下し、グリスが硬化してもとの状態に戻り ます。 例えば、長年に亘り最高で2000min-1ぐらいで使用していて、新たに3500 min-1まで使ってみたいのであれば、2500→3000→3250→3500と、30~40分 ぐらいの間隔(本当は主軸周辺に熱電対を張り付けて測定し温度が安定する のを確認することが望ましい)で徐々に慣らし運転を行います。 グリスが劣化、ベアリング内に異物が混入、玉などが損傷していたり すると、途中で異常に温度が上昇し焼き付きが生じてしまいます。 (突然焼付くこともあり得ます) 主軸冷却装置が付いている場合、主軸周辺の温度がおおよそ室温プラス 10~15℃以上になるようであれば、その時点で回転数を下げた方が良い です。 ベアリングが痛んでいるか否かは、上記の温度測定のほかに、振動周波数 で分析する方法が有りますが、ベアリングの仕様が分からないと診断でき ないので、メーカに依頼するしかありません。 また、聴音棒でベアリングの音を聞いて判断することもできますが、これも メンテの経験が必要です。 因みに、25年前の機械加工現場での都市伝説を申し上げれば、主軸最高回 転速度の70~80%ぐらいで使用することが無難かもしれません。 今現在、この機械が現役で活躍しているのであれば、無理をしない方が良い とも考えます。 >しかし 70~80%ぐらいで使用する方が >機械にやさしい事は確実なのですよね。 お国によって遠慮会釈なしに最高回転速度でバンバン使います。 そうしないと、年間の労働時間が1,500時間とかに下がりませんので。
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25年というと一般的には摩耗故障期に入ってますよね まずは診断をするのがいいのじゃないでしょうか 方法は様々ですが振動計測が多いように思います。 メーカに頼むのが手っ取り早いでしょうね まぁ、古いし取り敢えず費用を抑えたいのなら、 普段使っているレンジより徐々に回転より上げていき 自身の五感を最大限敏感にし異常を察知することでしょうね 普通はクラッシュ(ぶつけたり)させない限り 急に転がり軸受の異常が進行することは無いと思うので 徐々に上げて使うのがベターかな~ まぁ、主軸冷却のオイルの量・汚れとかは最低限見て下さいね http://www.jalos.jp/jalos/qa/articles/012-S55.htm ちなみにうちの25年(稼働15~20hr/day)ものは、抑えること無く使ってますよ まぁ主軸はユニットで一回交換したけどね
お礼
ありがとうございました。
それでは逆に質問!! 25年前の車で走行距離20万kmも走っている。 回転数のマックスが6000回転ある。 何割くらいまで使うのが望ましいか? 考えてみてください。
補足
ありがとうございます。 車の事はイメージしかありませんが、 人間で考えてもいいですか? 中学生が 100m全力疾走してもあまり 痛まないが 80歳の年寄りが 全力疾走すると 腰を痛めたり 心臓発作を 起こしたりする リスクがたかい しかし 散歩 なら 80歳でも 傷みにくい
全くの自己責任。機械の具合によりけりで、それが判らない他人に聞くのはムダです。 温度上昇をスピンドルになるたけ近い部位を触って心配しながら回すのが関の山。 新品の保証期間なら、最高回転数/30分 などメーカ公表値があり、それ守って壊れれば無償修理。期間過ぎても目安になるが25年前のものにそれ適用するのは無理。 これは多くの方から経験しての発言あって当然で、それが食い違ってもまた当然です。 判断は壊れることを覚悟してでもやる緊急性があるか否かで違う。 次善の策として増速スピンドルを買うかどうかも意見が異なる。 私見はやめるべし。 そのような機械で回転を高速に、ベアリングのガタは使わなく解決しても、XYZ移動系にもガタがきてる可能性大で、それが表に顕れてきて結果がホンモノにならず、それなり止まり。
補足
ありがとうございます。 一般的には古い機械の場合で皆様何割の回転に抑えて 使っておられるのかなと思いました。 だめになる場合の 悪影響のメカニズムとしては 温度上昇による ベアリングの焼き付きでしょうか? 他にも 悪影響の場合のメカニズムはございますか?
補足
詳しい回答ありがとうございます。 >25年前の機械加工現場での都市伝説を申し上げれば、主軸最高回 >転速度の70~80%ぐらいで使用することが無難かもしれません。 都市伝説なのでしょうか。 しかし 70~80%ぐらいで使用する方が 機械にやさしい事は確実なのですよね。