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オイルミスト装置のセンタースルーとノズル式の効果について
- 機械加工においてオイルミスト装置を検討中ですが、スピンドルセンタースルー式が良い点としてチップ持ちが良く、面粗度が良いという利点があります。
- スピンドルセンタースルー式の利点として、チップ持ちが良く、面粗度が良いという点が挙げられます。
- オイルミスト装置のスピンドルセンタースルー式は、機械加工において良い効果をもたらします。チップ持ちが良く、面粗度も良くなるため、高品質な加工が可能です。
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回答(2)さんのお会社をよく存じており、オイルミスト装置を実際に使用 した経験があります。 ドリルはもとより、鋼、高硬度鋼などの刃先交換式フライス、エンドミ ル加工において、完全ドライ、エアブロー、クーラントを用いるよりも 明らかに寿命が向上します。 とくに、最近の刃先工具のほとんどが内部給油穴を標準装備している ので、使わないと損です。 ソリッドエンドミルの加工にも効果が有るのですが、こちらは内部給油 穴付き工具の種類が極めて少ないので、ノズル式の方が良いです。 従って、予算が許せば、Mコードでスピンドルスルーとノズルの切替が できるように機械メーカに特注(とはいってもそんなに手間では無い筈) することもご一考の価値が十分にあります。 注意点として、エアーの消費量が少し増えるのでコンプレッサーor工場 エア源の容量にご注意ください。 また、φ3~5以下の小径の内部給油穴付きドリルを用いる場合は、エア を1MPaまで増圧させる装置(アキュムレータ)も追加することをお勧め します。 (機械メーカに頼むよりも、ミスト装置メーカに相談して、空圧機器メ ーカから直接購入した方が安いです) 回答(1)さんの追記の通り、 ・内部給油穴付きドリル → ノンステップ穴加工可能 ・ 〃 無しドリル → ステップ穴加工 での時間比較(計算しなくても工場の設備機でちょこっと空運転 させて実測)すれば、効果は一目瞭然ですね。
そのオイルミスト装置メーカーの者です。 MCの使用目的にもよりますが、最大のポイントは変化する切削点に正しく追従出来るか? 否か? です。 少ないミストを確実に切削点近傍に塗布するには、スルースピンドル機構を用いて工具内部からの給油が有効です。 また、既に回答されています様に、特に深穴加工においては、加工能率も全く異なり、内部給油(スルースピンドル)に高い優位性があります。 しかしながら、現在お持ちの工具やツーリングがそのまま活用できるとは限りませんし、何よりもマシンの購入価格に大きな差異が生じますので、目的を明確にされて、機械、及び装置メーカーへ問い合わせる事をお奨め致します。 お急ぎの様ですので・・・ 近しい内容になっていれば良いのですが、 以下から資料のダウンロードや参照が可能です。 http://www.mql.jp/ronbun/ronbun_index.htm
- 参考URL:
- http://www.mql.jp/index.htm
お礼
非常に助かりました。ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
数値でいうより動画がわかりやすい。典型例は深穴ドリル加工と思います。 センタースルー 高速深穴加工 https://www.youtube.com/watch?v=BaQGDbSgVPU https://www.youtube.com/watch?v=l4v02Y_UP-w https://www.youtube.com/watch?v=TBJDIPVZr4E https://www.youtube.com/watch?v=auuWU7zdxTE https://www.youtube.com/watch?v=Yg6JvOQvQkI 吹きかけノンステップではこれが精一杯 https://www.youtube.com/watch?v=WDx-5fP04kE オイルミストは冷却性能は落ちるが、切粉の排出はそんなに変わらないはず。 センタースルー・ドリルのカタログを探せばデータはあるでしょう。無くとも動画の時間と、通常ドリルでペッギングを繰返す時間と比較すればよいのでは。 オイルミストは装置メーカに聞くべきでしょう。動画がないというなら、それで商売続ける気あるのかと、、、
お礼
早々にご回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。 やはり書面で報告は難しいのでしょうか。
お礼
返事遅くなってしまいすいませんでした。 ご丁寧にご回答ありがとうございました。