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オークマ社のマシニングセンタ(MB-56V)BT-50の切削油、油性か水溶性か迷っています
- 来月にオークマ社のマシニングセンタ(MB-56V)BT-50を納入予定なのですが、切削油の選択に迷っています。
- センタースルー仕様で主軸から切削油がかかるタイプにしたのですが、油性の切削油を高圧ポンプでかけるとオイルミストが発生する可能性があります。
- ミストコレクターを装備する予定ですが、同じような仕様の機械を使用している方のアドバイスをお待ちしています。加工素材は主にステンレスです。
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こんにちは。 私も油性を使いマシニングセンタを3回燃やした経験があります。(ボヤ程度ですが) 被削材はS43CですけどM12のタップの寿命は3000個位もちます。 ですが、ミストコレクターを付けていても1週間に一度はフィルター交換しないと逆にミスト噴霧器になってしまいます。また油の種類によっては皮膚が痒くなるなどあまり作業者には好まれないのが現状です。 Uドリルなどの加工を行う場合は加工条件の上げすぎやチッピング、夜勤での火事に気を付けた方が良いです。私は、わざとステップ加工させています。
はじめまして、油性・水溶性の特徴をしっかりと把握してから選定する事が一番大事ですね。 油性: 潤滑性に優れて切削速度が低い場合に有効です。即ち切削性の悪い被削材にタップ加工が多い場合にはやはり有効です。小径の刃具の加工が多い場合も同じく有効ですね 水溶性: 冷却性に優れているので切削速度が速い場合や送りが早い切込量の多い加工に有効です。脱脂洗浄も必要無いと言えば、これも特徴の一つと言えるでしょう。 SUSでもどの様な加工を行うかで切削油を選定してもらう様に専門家に相談する事をお勧め致しますが、切削油メーカーでも加工条件を知らないで選定しNGという場合も有りますので注意が必要です。 尚、油性でもアンチミスト型と言う切削油が存在していますので。
- 参考URL:
- http://www.kyouwa-oil.com
ヘビー加工用の水溶性切削油を濃いめ5%~7%で使う これで発火の恐れは避けられます
旋盤はほとんどが水溶性になりましたが、マシニングは油性を使われているところがまだまだあります。 質問者さんの「オイルミストコレクタを設置する」以外の留意点が下記です。 1.火災検知装置・自動消火装置等を設置する。 2.夜間無人運転を避ける。 3.切削液タンクの各種ポンプの容量アップを検討する。 4.切削液の液温調整機の設置を検討する。 5.保険に入る。(^^;
毎度です。 これはうわさで聞いた話ですが、油性切削油を使っていたところミストにエンドミルの火花が引火して、マシニングを燃やした事があるらしいです。 安全性を考えると水溶性が良いですね。 よもやま話ですので・・・
センタースルーでしたらフォーゲルジャパンのMQL装置がお薦めです。 セミドライ加工対応でミストも皆無です。 油性切削油からの置換えで通常のクーラントは切粉流しのみに使用しています。 刃物の持ちも良くなり、加工面の粗さも向上し、ミストの飛散も無くなりました。 但し、専用の切削油が若干高価なのが欠点です。切削油の消耗は30~40ml/Hくらいです。 イニシャルコストは高くなりますが、作業環境改善効果は大きいです。 他のメーカーでもMQL装置を出していますが、ミスト潤滑の粒子径が一番小さいのでMQLの効果がはっきり出ます。 詳細はメーカーへ問い合わせてみてください。