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鉄粉の焼結を防ぐ方法
- 純鉄粉を雰囲気炉で加熱する際に、焼結しないようにするにはどのような方法がありますか?
- 焼結しない温度、何かを添加する等アドバイス願います。
- 加熱温度は400℃~500℃を想定しています。
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「回転炉にして粉末同士の接触位置を常に変動させる」ではどうですか。
焼結を左右するのは、温度、加圧力、清浄さの三要素です。 固相接合法の原理 http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0020030290 図1のように温度は再結晶温度を境に高温になると加圧力を小さくしても接合が起きやすくなる。 鉄の再結晶温度は450℃なので想定温度ぴったりというかそれが狙いと思う。 なのであとは ・加圧力を小さくする 現況で小さいはずが更に粉を離散させる。 ・清浄でなく汚す。しかし焼結成形品でバインダーとして配合する酢酸ビニルはこの温度で分解(焼き飛ばし)が始まるので使えない。 熱媒体油 バーレルシリコーンフルードST 最高温度427℃ http://www.matsumura-oil.co.jp/products/prdc/brl_th_bsf-st.htm 浸して密封すれば何とか。これ以上は無いと思う。 いえいえご謙遜を <純鉄粉を雰囲気炉で加熱> は普通に焼結を扱うならそのような特殊なことはしないと思います。
補足
ご回答ありがとうございます。 詳しい説明ありがとうございます。 ちょっと私の知識では理解が難しいですが、勉強してみます。 参考になりました。
焼結条件を確認し、それを満足させなければ焼結できませんよ。 温度500度ぐらいでは焼結できないと思いますが如何か。 文献ほどほどあると思います。 焼結条件はノウハウですので調べるのはどうか。 東京近辺にメーカー3社ぐらいありますけど、盗むわけにはいきませんでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 文献調べてみます。 ある程度実験を重ねないと見極めは難しそうですね。 参考になりました。
補足
ご回答ありがとうございます。 過去データが断片的にあるのですが、450度付近で焼結してしまったようなのです。焼結条件というのはどうやって調べることができますか?
素人のたわごとです 何の雰囲気炉? 酸素雰囲気じゃあないだろうと憶測はできるが 窒素雰囲気? 窒素以外のアルゴンとかの不活性ガス? で、酸素残量何%? 0.0%? そもそもですが、その炉で加熱してからどーするの? 加熱時間は何時間? 連続炉?バッチ炉?
補足
ご回答ありがとうございます。 全てお話できませんが、 アンモニア雰囲気で、加熱時間は10~15時間前後です。 バッチ炉です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おもしろいアイデアですね。最近流行のチャーハンをパラパラにする原理ですね。 参考になりました。