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長尺ワークの加工方法とは?
- 長尺ワークの加工では、回転センターやバランスカットなどの方法が使用されます。
- 回転センターではワークを押して加工することで、ビビりを抑える効果があります。
- バランスカットでは上下の刃物の切り込み量や送り量を同じにして、均等な加工を行います。
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バランスカットは経験無いので 長尺物は、移動振れ止めを使えば、かなり行けますよ 具体的な数値は…直径の15倍以上は行けます センターで押して振れ止めを複数使えば、いくらでもと言えば言い過ぎですが 相当いけますよ もちろん、支え直しながらになりますが センター押しで、 いわゆる、太鼓になったら道中に適宜補正を 入れて円筒度を保つ方法もあります
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ドリル穴深さでは3倍を超えたら深穴と呼び、エンドミルでも径比3倍をロングと言うように加工関係は3倍が分かれ目。旋盤では3倍までセンター無しでいけるという目安でしょう。 それを超えてセンター押しするなら、材料力学で言う支持端になり掴み側は固定端。区別を無視すると×2の6倍までいけるという目安。 更に超えるなら(1)のように振れ止め。 更に長くなると振れ止めでもねじり剛性の対策にはならないので切削が不安定にならないよう切削力を弱くしなければなりません。 余談 最長の旋盤は、あの戦艦大和の砲身を削ったものが今だに現役。 http://www.kansai.jsme.or.jp/Seminar/report/ken629_2.html φ1m×21m
お礼
詳しい回答有難うございます。戦艦大和の砲身を削った旋盤が現役なのには驚きました。勉強になりました。
バランスカットは上下の刃物の切り込み量や送り量は同じで 良いと考えます。 また、インサートのノーズRを小さくして背分力を小さくする ことも多少は効果があると考えます。 あとは、ワークの径によってもコンディションが変わると思います。 細長いワークは適正切削速度で加工するために回転速度を上げる 必要があり、縄跳び現象が生じるリスクが高くなるかもしれません。 上下に刃物台がある場合、下刃物台を移動式の振れ止めとして 用いる手法も考えられます。
お礼
バランスカットの回答有難うございました。参考にさせていただきます。 上下に刃物台のついたNC旋盤を使用しています。下刃物台を移動式の振れ止めとして使用してみたいと思いますがどのようなものを取り付けるのがよいでしょうか。振れ止めの部品を扱っているメーカーはありますか。
お礼
回答有難うございます。振れ止めの加工範囲勉強になりました。移動振れ止めは汎用旋盤ではなくNC旋盤にも取付可能でしょうか。