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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:2色成形に関して)
2色成形についての質問
このQ&Aのポイント
- 2色成形における成形順序の決定方法についての質問です。
- 樹脂の溶解温度に差がある場合、どちら側から先に成形を行うのか疑問です。
- 成形する順序は何によって決まるのでしょうか?どちら側が先になっても成形は可能なのか気になります。
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noname#230359
回答No.1
外観が意匠部品であればゲート跡に制約が出ます 機構部品でゲートに制約がない場合は機能面で考慮が必要です 接合力はどうなのか?等 接合力に問題がある場合は抜け止め形状が設置出来るのか? 樹脂の硬度や溶融温度に大きな差がある場合はやわらかい物・溶融温度が低い物を2色目にする事が多いと思います 樹脂のはみ出しやまわり込みが許される場合はこの限りではないと思います 生産設備によっても変わります 一度成形した品物を作業者が2色目の型へ手でインサートする場合はインサートした状態で保持できないと駄目ですし、2色成形用の成形機でキャビに1色目製品が入った状態で2色目を成形するのであればまたその辺りが変わってきます この辺りの条件を色々と考慮して順序が決まると思います 設備や条件次第でどちらが先になっても可能かと思います 一般的にという質問は一番難しいです... 市販されている2色成形機でもさまざまなバリエーションがあります 今ある設備で生産 → 製品形状や条件を検討する必要がある どうしてもこの製品が欲しい → 設備の改修・新設 これを繰り返し新しい技術が一般的な技術として定着してきました ABSとエラストマーの体積の差も考えた方が良いです ABSに対して大量のエラストマーを入れる場合は変形もあるかと思いますが、エラストマーもABSを溶融させる温度で延々保温されている訳ではありません 一瞬融けかける程度でおそらくすぐに固化します 変形が出るようであれば2色目側の型温調や冷却タイムを調整してあげる必要も出るかもしれません この辺りは成形メーカーのノウハウですかね
お礼
丁寧なご説明ありがとうございます。 自分が調べたかったのは、よくカメラやカムコーダのような製品蓋に使われている場所でした。 ですので、衣装部品であることやいくつかサンプルを見てもABSやPCの衣装側にはゲートなどが見られないので、2次側のエラストマーで隠しているのかと 思います。 エラストマとABS樹脂などでは、多少ABSの方が、融点が低いので、先に成形した後に、エラストマを成形しようとすると変形するのではないか?と疑問がありますが、どうなのでしょうか??