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射出成形での樹脂づまりについて

射出成形をして成形条件を調整していたのですが、5ショットに一回くらい5点ゲートのうち 一点からの流れが悪くなっており、明らかに充填不良を起こしていました。スプルー先端を見ると 糸が引いており、固化していない樹脂が引っ付いていました。その部分のノズルの温度を下げたところ、改善の傾向がみられました。 私の感覚だと樹脂の温度が低いと出にくくなる認識があるのですが、樹脂の温度が高い状態でも つまる?のでしょうか?樹脂の温度が高いことでなぜそのように数ショットに一回くらいつまる事象が発生したのでしょうか?

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  • sayapama
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回答No.1

ノズルの温度が使用している樹脂の適正温度よりも高かいと、ドローリング(ハナタレ)現象を引き起こします。 これが発生すると、次回ショットの際にピンゲートの先端にゲート詰まりを発生する原因になります。 調整法は、ノズル温度を下げる。 背圧を低くする。 サックバックを使用する。 等がありますが、それぞれを極端に設定すると銀条(フラッシュ)の発生やガス焼けなどの別の不良原因につながる可能性があるので、微調整しましょう。 毎ショット詰まらないのは、ハナタレの量がそれほど多くないので、射出の樹脂圧によって固化されていた塊がキャビティー内に押し込まれるからでしょう。 数ショットに一度くらいの確立で、押し込まれない程度の量のハナタレが発生しているのでしょう。