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G85サイクル中の送り速度変更
- G85サイクル中の送り速度変更について
- G81を使用すると戻りが機械送りになってしまうため、加工送りで戻したい
- 設定してある送り速度の倍くらいの速さで戻す方法を知りたい
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FANUCの30i/31i/32iでしたら、パラメータにて、 戻りの時の送り速度のオーバーライドを設定できます。 OSPでしたら、プログラムにて、 戻りの時の送り速度をFA=___で指定できます。
これはマクロを書く他無いでしょう。 FANUC黄色本では可能な方法はありません。 YASNUCはFANUC互換に加え、?固定サイクルレベルアップ?なる独自の付け足しをしていて、 G73(高速深穴)にドウェルが入れられる、途中でR点まで引上げができる などとアドレスとパラメータの指定項目を追加してます。 しかしG85の戻りFを別途指定する使い方はやはり無いです。 G81 での早送りが問題というのは、ドウェルが出来る G82 でもダメでしょうか?
加工開始点までの戻りのことでしたら固定サイクルのサブプログラム の内容かと思います。 私の知識ではメイン及びサブプロの変更が必要で 戻り速度を早送り、加工送りを選択できるようにする場合はIFを使用したりします。 ようはサブプロ内加工開始点座標への戻り G00 (加工開始点の座標) この部分を変更することになります。 また速度を指定するためにメインプロのG**.....の所にローカル変数をひとつ追加します。 他に方法があるかもしれませんが私のやり方はこうです。
マクロで対応するのが正攻法ですが、別の手段も無くはないです。 ちょっと乱暴な方法ですが、G81の直前でG10「プログラマブルパラメータ入力」 を使用して早送り速度のシステムパラメータを変更してしまう方法があります。 システムパラメータを書き換えるので十分な注意が必要です。 G10 L50 N1420 P3 R1000 ←Z軸の早送り速度をF1000 G11 G81 X_ Y_ Z_ R_ F_ G10 L50 N1420 P3 R20000 ←Z軸の早送り速度をF20000(機械の初期値に戻す) G11 Fの値は適宜に設定して下さい。 G10の細かい内容はマニュアルをご参照下さい。 あと場合によってはG10が使えない機種もあります(オプション扱い)。 書き忘れましたがFANUC(16iMやそれ以降)の場合です。 制御装置によってはパラメータのアドレスが異なったり 指令方法が異なったりする恐れがあります。