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漏れ電流計算といろいろな謎
お疲れ様です。経験・知識豊富な諸兄に質問があります。 メガーによる絶縁抵抗値より、漏れ電流を計算できるものでしょうか。 計算できると考えた場合、計算方法は単純にオームの法則を用いて出してよいものでしょうか。例えば500Vレンジで2MΩだとしたら、漏れ電流は0.25mA。実際に200V流すと考えた場合、0.25mAを単純に2.5で割ってやって0.1mA。 つまり、メガーで計測して500Vレンジで絶縁抵抗値2MΩ(0.25mA)の時、200Vでも絶縁抵抗値2MΩだけど、漏れてる電流は0.1mAだよ、と言えるものでしょうか。 この考えがあっていた場合、不思議に思うのが電気設備に関する技術基準により絶縁抵抗値が0.1MΩ以上と定められている事です。上記の計算を当てはめると、500Vレンジで漏れ電流は5mA。この値を単純に考えると、人に直撃すると「相当な痛み」の値だと聞きます。こんな低い値でいいんですかネ? もっと考えるとELB、漏電遮断器の定格不動作電流30mAです。30mAまでなら、漏れてもブレーカー落とさないよ~という意味ならば・・・こんな電流直接くらうと、ビリッと死んでしまうのではないでしょうか・・・。 クランプメーターというモノもあり、同じく漏れ電流を測る事ができます。上記のメガーから計算で出した値と、クランプメーターで出た値とは一致するモノでしょうか? 計算以前に考え方を間違えている様な気がします。どなたか、ご教授して頂けないでしょうか。よろしくお願いします。
お礼
補足の方でまた質問させていただきました。電工二種のテキストで勉強しているのですが、よくわかりません…。 あつかましいと存じますが…よろしくお願いします。 回答ありがとうございました!
補足
回答、ありがとうございます。今まで回答して下さった中で、一番欲しく、またわかりやすい情報でした。 正直申しますと、私はある電熱線を利用した単純な電気機器(AC200V接地なし)のカスタマーサポートの仕事をしております。ほとんどの現場がメガーで絶縁抵抗値∞~20MΩの中、2MΩという値がでた案件がありました。その後、電気設備技術基準で0.1MΩ以上だからオッケーという事になりました。この判定に疑問を持ち、これは本当は危険じゃないのかと思い、漏れ電流に注目していろいろ調べている途中です。お言葉に甘えて、質問させて頂きます! 1:メガーから算出した電流値とは、一体なんなのでしょう か。(私は人体に感電する電流だと思っていました) 2:ELBが監視している電流値は、人間に感電した時の人体に流れる電流なのでしょうか。また別物なのでしょうか。 3:製品自体にアースが無い場合は、交流でも接地容量を無視してもOKでしょうか。 4:メガーから算出した電流値から、人間に感電した時の電流を計算できないでしょうか。また、その計算式は…! 5:クランプメータで出た漏れ電流こそ、人体に感電する電流なのでしょうか。 私が注目しているのは、筐体にアースされていないため、ユーザーに感電する恐れを考えた場合、その電流値の出し方、またそれらをメガーから計算できないか、という事です。そこから、電気設備技術基準に頼らずウチ独自の安全基準(絶縁抵抗値)を出すのが目的です。 よろしくお願いします!!!