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製造原価の計算について
- 製造原価の計算について質問です。
- よく製造業で「1秒=1円」というのを聞きますが、全く形状、寸法、材質が同じで、最新のNC旋盤を使用して1個3分でできたものと、30年前のNC旋盤を使用して1個3分でできるものも、コストは同じと考えるのが普通なのでしょうか?
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着目が逆です。 先ず、コスト算出するための項目とその計算方法を書籍又は簡易書籍(絵でみえるコスト、 コストのお話し、等々)で確認ください。 そして、色々なパターンで計算の結果で、製造業で「1秒=1円」と云う目安が出てきましたです。 > 全く形状、寸法、材質が同じで、最新のNC旋盤を使用して1個3分でできたものと、30年前の > NC旋盤を使用して1個3分でできるものも、コストは同じと考えるのが普通なのでしょうか? は、YESともNOとも云えません。 只、最新のNC旋盤は、旧式又は従来式に比べて、価格は高いが、 A)NCプログラム作成時間が短いや、プログラム作成→M/Cにプログラムセット時間が 長いが殆ど零。 ワークのセットやリセットも自動でする。 人件費比率が下がり、NC旋盤の価格が上がる。 B)空送時間や工具チェンジ時間が大幅に短縮されたり、工具性能と旋盤性能が向上し 加工時間も短縮できている。 この内容は本来、最新のNC旋盤を使用して1個3分でできたものは、30年前のNC旋盤を 使用したら1個4分~5分でできるとなる内容ですが、……。 C)間接人件費や各種費用を抑え(リストラクチャーして)軽減を図り、NC旋盤の価格や 直接人件費のアップをカバーしている。(償却期間延長等もです。) D)直接には関係が薄いですが、利益率の見直し/低下です。 最近は、儲かる仕事(美味しい仕事)が少なく、利益率を下げてコスト計算をしている。 (仕事の需要と供給の関係/量と円高等でコスト上限が見積前に決まっている等で) 等々で、 残念ながら、YESに近い環境となっています。
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減価償却の違い。 機械を買うに要した金額を年2割づづ、部品加工の費用(減価償却費)として割り付ける。 機械の資産価値はその率で落としていって10年過ぎたら1割に固定。 正確ではないがこんな計算をします。 なので >最新のNC旋盤 >30年前のNC旋盤 とは減価償却費が大違いで、両者同じ性能を発揮するなら古いが勝ち。 しかし古い機械ほど修理費用が嵩むようなマイナスがあるし、最新機は性能向上しているのが当り前。 機械購入でなくレンタルなら、当然最新機の料金が高くもっとハッキリします。
お礼
ありがとうございました。 具体例が非常にわかりやすく、勉強になりました。