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穴側のキー溝加工をセーパーまたは小型プレスを利用して行えるか
- 穴側のキー溝加工をセーパーまたは小型プレスを利用して行えるかについて、アドバイスをお願いします。
- 機械のカムとして使う厚さが15?内径17φの部品にキー溝を切りたいが、規格寸法でないため困っています。
- 小型旋盤のバイト台などと組み合わせることで、キー溝加工ができるのではないかと思いますが、経験がないためアドバイスを求めています。
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穴のキー溝は立て削り盤(スロッタ)で行うのが基本。 セーパもこの部類に属する機械ながら、横に動く機械なので取付が面倒。 臨時的な少量加工には、切削機械でないワイヤーカット放電が適する。汚れと加工費高いのが欠点。 既存機械を用い、キー幅6.2?より小さい工具で切削するには位置調整機構が必要。高さについても同様。 これには縦フライス盤を用い、回転停止の主軸に工具取付、上下動だけでの加工とするのが易しい。 一方、プレス機などに位置調整を付加するのは難しい。 最も能率良いプロ加工の趣味レベル版 ブローチを作ろう http://homepage2.nifty.com/h-yusa/mini_cnc/blc.html 工具幅は仕上げ寸法通り。押付け量を『コマ』でガイドするので高さも片道通すだけで完了する。 ワークがアルミなので、鋼には工具材質と加工方法の変更を要するが、プロセス全てが挙がる。 これなら負荷能力、ストローク、が合えばプレス機でも可能。しかし縦フライス盤のほうが易しい。 ブローチの負荷を減らす為、エンドミルで下加工をすることも必要です。 工具材質はSKS3以上が必要。フレーム焼入。 焼入でソリが出るので平面研削が望ましい。 1刃当りの削り量は全面当たりなら0.1以下にしたいが、カドだけなら増やせる。 セレーションなどは専門機械(ブローチ盤)に任せるしかないが、キー溝やDの異形穴はこの方法で出来ます。 >旋盤のチャックに何とか取り付けて、あと送りハンドルを何回も往復する この方法は古い教科書に書かれていた記憶があります。ハンドル手送りが疲れそうですが
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キー溝は幅方向に精度が必要になります。 キー幅6.2でしたら±0.015(並級)程度の精度が必要になります。 貴殿の会社にあるセーパー加工機で適切な刃物を使用してこの程度の精度が出せるのであれば問題ないと思います。 精度が出ていなくてキーとキー溝に隙間ができるとキーにせん断荷重がかかりキー及びキー溝が破損する可能性があります。 精度を出す自信がないようでしたら他の外注加工先に加工依頼されることをお勧めします。 また、キー締結以外のメカロック(パワーロック)、ETPブッシュを使った締結方法も視野に入れて検討なされてはいかがでしょうか?
お礼
ご心配いただき有難うございます。 キー溝を切るカムはお客様からの依頼のものではなく、自社で試している試作機に使うもので、とりあえず取り付けて動きを確認したいというものです。 >キー締結以外のメカロック(パワーロック)、ETPブッシュを使った締結方法も視野に入れて検討なされてはいかがでしょうか? 初めて耳にします、勉強してみます。 ありがとうございました
> 実はいつものところにお願いしたのですが、規格寸法ではない(キー幅が6.2?位) が、一番大きな要因ではないでしょうか? この森の『発注情報』に出してみては如何でしょうか? >> この森の『発注情報』に出してみては如何でしょうか? > アドバイス有難うございます、が、今あまり忙しくなく、というよりも暇なので自分の > ところでやってみようと思います。 と、他の回答者さんのお礼内容から推測すると、大変失礼ですが当該の加工を中止した方が ベターと考えます。 そして、他の回答者さんの記述の椿本さんのパワーロック等やETPブッシュを使用した方が、 結局安心ですよ。(シュパンリング にて他を検索する) http://www.tsubakimoto.jp/product/class3.html?code=400_1_1 ( ↑ TSUBAKI パワーロック シリーズ ) http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/miki-etpbush/Book/miki-etpbush-P0001.html ( ↑ 三木プーリー? ETPブッシュ )
お礼
有難うございます。 キー溝加工に関してあまり詳しくないのでネットでちょっと調べてみたのですが、規格外のものは大変なようですね。 >この森の『発注情報』に出してみては如何でしょうか? アドバイス有難うございます、が、今あまり忙しくなく、というよりも暇なので自分のところでやってみようと思います。 ありがごうございました
ワークをセーパーのバイスに固定できれば、充分有りでしょう。 当然刃具に工夫は必要ですが、、。
お礼
早いアドバイス有難うございます。 バイスに固定することにはほとんど問題がありませんので、 バイトの形状、取り付け方法などを工夫しながら進めてみようと思います。 ありがとうございました
お礼
とても素晴らしいアドバイス有難うございます。 >縦フライス盤を用い、回転停止の主軸に工具取付、上下動だけでの加工とするのが易しい。 一方、プレス機などに位置調整を付加するのは難しい。 旋盤のチャックに何とか取り付けて、あと送りハンドルをを何回も往復することも考えたのですが、フライスを使うなんてほんとに目から鱗です。 フライスなら自動で送りも使えますし、確かに寸法を出すのも全然楽ちんですね。 問題は、私にバイトなど工具作成および取り付けなどそこまでの段取りができるかですが、たぶん大丈夫だと思います。 9時から仕事開始ですが、おかげさまで今日は楽しい1日になりそうです、 本当にありがとうございました