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UL規格についてのハッシュタグ
- UL規格とは何か?UL準拠品とUL認定品の違いは?保険料の関係は?
- UL品の見積を辞退される理由は?UL準拠品なら対応可能なメーカーもあるが、その基準は?
- 低電圧のセンサーはUL認定品が少ないが、クラス2回路と認定ケーブルを組めばUL品とみなされるのか?
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こんにちは、機械の電気設計をしているものです。 モーターやトランスを使用しているので導入されようとしている設備は、産業機械ですよね。 私の経験から、準拠というのは規格認定を認証している企業のお墨付き(火災などの心配はないよという安全確認)はもらっていないが同じ仕様の機械ですよというものです。 ちなみに仕様は ?基本は、UL規格認定品を使用する。 ?制御盤やトランスなどの電気部品をエンクロージャー(電気部品が燃えたときに延焼がひろがらないように周りを囲う) ?非常停止、開閉カバーのセーフティ回路専用の部品を使用する。非常停止は復帰に必要な電源部だけを残し全部遮断、カバー部は開閉したときに動作するものがないようにモーター部等を遮断する。 ?トランスの1次側に漏電遮断器設置、2次側にはCPかブレーカーを設置 ?各、モーター(750Wまでだったかな?)ごとにNFBかCPを設置、その他、過電流の恐れがあるものにCP、NFB設置 ?ケーブルは,UL規格のケーブルを使用する。日本の規格品と比べて流せる電流がすくないので、AWGサイズは気をつける。 ?DC24Vセンサーはほとんどがレコグニッション認定品(パワーサプライ がUL規格品で使用ケーブルもUL規格品)だと思いますが確認 ?カバー等、手を触れたらケガをしそうな部分には囲いをする。 細かいとこをいえばまだあったような気がしますが大まかはこんなものかな UL規格の準拠だけでも部品代、設計代、費用がかかります。ほんとうにこのような仕様にするのかはやはりユーザー先への詳細な打ち合わせが必要です。 費用を払ってくれるようでしたら認証企業に相談したほうがいいですね。
> 保険をかける際にUL品なのか違うのかで保険料が違うというような話しを聞きました。 この内容がポイントです。 どうせ保険を掛けるなら、 ? あやふやな規定 NFPA79の知識で製造した物を、保険料査定企業又は認証企業に査定して もらい、証明書を発行してもらって保険料を保険業者に支払う。 方法よりは、 ? 最初から認証企業にサポートをしてもらい、規定 NFPA79等を如何に安価で準拠するかを 話し合い決めていき製造する。 そして、その製造装置を、認証企業が査定し、認証する。 (事前に、装置仕様や部品の仕様も解っているので、認証企業への支払は安価になり、 トータルでも高価にならなく、やり直し費用を含めると結果的に安価になる) の方が合理的です。 認定企業は、規定 NFPA79の知識も査定ができる程あり、規定 NFPA79準拠では、 ア)保険料の関係で、電気機器部品以外の例えば筐体でも、火災に強い難燃性を要求したり、 イ)他の装置からの類焼で、燃え難い構造だったり、燃えても有毒ガス発生が無かったり、 等々の内容に関してもサポートしてくれます。 一度、見積等をしてみてください。 > 海外に設備を納めるにあたり、客先よりUSAの電気設備に関する規定 NFPA79に可能な限り > 準拠することと依頼されています。 の客先は、商社ですか?、装置メーカーですか? 装置メーカーなら、客先ではどのような対応をしているかを聞いてみてください。 客先が“認証企業”に依頼するなら、同じ“認証企業”に依頼したり、客先が認証業者と 打ち合わせする時に同席させてもらったりして、客先で査定時に2度手間が発生したり、 やり直しが発生しないようにしましょう。
認定と準拠の違い 認定とは、書類とサンプルをULに提出して、規格に合格した旨のお墨付き を発行してもらったもの。もちろん、認定費用を支払う必要があります、 準拠とは、材料や構造を、ULの規格に合格するように設計したもの。 準拠のために必要な費用は、ULの規格文書を購入する程度の僅かな金額。 中身は同じ可能性がありますが、信用の度合いが全く異なります。 >保険料が違う ULは、公共機関のように思っていらっしゃる方があるかもしれませんが、 もともと火災保険会社です。自分の認定した安全なものを使っているユーザー の保険料が安いのは当然なように思います。 安全性の担保に経済原理を導入した、アメリカ経済の見本みたいな制度と 思います。 >センサー、電磁弁、それを繋ぐケーブル、制御盤内の回路など全て認定品 >としなければ、設備として認定されないのでしょうか? 申し訳ありませんが、機械・設備に関するULの規定については十分に理解 できておりません。まずは、次のような資料を参照なさって下さい。 http://www.fujielectric.co.jp/fcs/pdf/standard/PA076J_SCCR.pdf http://faith-inc.co.jp/home/american%20safety.htm また、いい加減な回答には、ご経験の深い回答者さんが 「ちょっと待った」的な回答を付け加えて下さることが多々あります。 ご専門の方の回答を期待したいと思います。 ULには、日本の窓口もあって、技術相談も受け付けています。 http://www.ul.com/japan/jpn/pages/ 無料ではありませんが、もちろん日本語で対応して貰えます。的確な情報を 求めるのであれば、Q&Aサイトよりも「プロ」に頼ることがよさそうに 思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 日本でUL認定のモータを購入しようとしたら難しいのでしょうか? 準拠品なら手に入りそうなのですが、それでは向こうに持っていった 際に認定されない(保険が高くなる?)のでしょうか? センサー、電磁弁、それを繋ぐケーブル、制御盤内の回路など全て認定品 としなければ、設備として認定されないのでしょうか?