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マニホールド部品の構造についての疑問
- マニホールド部品の構造について疑問を感じました。SUS製で板状の加工品を積層して製作しているようですが、接合方法がわかりません。また、溶接痕が見当たらないため、流体の漏れを心配しています。
- マニホールド部品の加工方法について疑問があります。板を積層して接合させる方法で隙間が無いように加工しているようですが、具体的な方法が知りたいです。
- マニホールド部品の製作方法について質問です。板状の加工品を積層して製作しているようですが、溶接しているのか切削しているのかがわかりません。流体の漏れはないのでしょうか?
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HIPか積層レーザー焼結だと思います。 レーザー焼結だと0.05~0.18mm/層なので ほとんど縞模様は感じないでしょうから、 HIPのほうが可能性は高いかな? 他には層間にロウ材があるならブレージングの可能性も ありますね。 HIP(拡散接合)は確かに高価な加工方法ですので、違うかもしれませんね。ブレージングの可能性はないですか?層をなしている穴加工品(t2やt5)の間に0.5程度のノリのような層が確認できればブレージングの可能性が高いですね。こちらもブレージング炉がなければ加工できないので、決して安価ではありませんが、HIPよりは量産向きかと思います。 http://www.ekouhou.net/%E3%83%AD%E3%82%A6%E4%BB%98%E3%81%91%E6%B5%81%E8%B7%AF%E6%9D%BF/disp-A,2008-270691.html もう一つ参考URLです。 http://www.sekisou.com/pc/free01.html
板を切るのはレーザー + 積層方法 のいずれかでしょう。 http://www.arktech.co.jp/sekisou.html ネジ止め 他の部品が取り付くことで、相対的に締め付け力が確保出来ます。 カシメ リベット(ブラインドリベットなど) カシメピン(切削ピンで高精度) 組込みカシメ(積層枚数が少ない場合に効果的) 接 着 板の密着が要求される場合や、強度が必要な場合。 エポキシ(高強度) 弾性接着剤(振動吸収) 嫌気性接着剤 光硬化 粘着シール ※ネジ止めやカシメ同様、異種材料の積層が可能です。 溶 接 (YAGやTig溶接) 拡散接合(熱と圧力による接合)= 回答(1)固相接合 >マニホールド部品 試作でしょう? 接着も有得るかと。 拡散接合はほぼ真空中のイオンスパッタリングで清浄面を得なければならず、枚数重ねるのは大変面倒なことになるでしょう。 この流儀内にある<組込みカシメ>で有名なのは積層モーターコア。超高度な金型の内部で完成させてしまう。 >完全な(鏡よりも完璧な平面になるように研磨した)平面同士を密着させる ハッキリ間違い。読んでなかったが、回答(2)のツッコミは当然。 板で完璧な平面を得られるはずもなく、積層するには(熱と圧力による)助けが必要。 >怪しくないと思います 思います・・エイギョウ言葉では禁句だがギクッとして出ちゃった・・間違い箇所をボカしての言い訳は見苦しい。 異種金属間の固相接合法 http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0020030290 ?圧接,?拡散接合,?摩擦溶接(摩擦圧接),?超音波溶接 なので部分集合か否かをさておくと同義語でよいはず。 >心境の変化かな? マエフリ過多なのは気になってたが、技術をナメテかかってる表現。 やはりこれを本件に適用するのは難題が多くて従来技法の併用のはず。その中で進歩が著しいのはレーザー溶接です。 拡散接合が登場したのは30年前位。これ以外の???は普及してるが、真空チャンバ内の作業がネックで今だあまり見かけない技法。 >現在使用中の部品を製作してみよう >ミルフィーユのような状態 キャスト? メクラ穴? コストで勝てる方法は・・・・ >レーザー溶接は溶接痕が残らない? 残らないとまで言えないでしょうが http://www.cyuuou.com/free01.html 溶け込み深さ0.2mm、0.4mm、・・・ 0.3mm 0.5mmの板に0.1mmの板を縫い合わせ溶接 1.0mm 単品では加工不可能な部品を2分割し、溶接。 低入熱で歪まない為、歪み取り等の後加工の必要無し。 ぐらいでしょうか。 >隙間が無いようにできる加工方法 溶接はイザ量産となるとネックになるかも 進歩著しいが、設備費用を別にすれば既存とかけ離れた技法でないから、コストはミエルはずてす。 >高温で使用。SUSが溶けない程度 大型ディーゼルやタービンのど真ん中? >粉末積層レーザー焼結 RP-M 大阪特殊合金株式会社 これは現物見たけど、まどろっこしい・・・原理的に時間短縮が難しいと思うのと、 >45μm以下や20μm以下のガスアトマイズ合金粉末が使用される の粉末が高いでしょう。品質的にはボイド。むしろそれを望む用途に適する。 HIPは http://www.amistar.co.jp/on-line/hip/index.html 2.仮焼結体の高密度化 3.鋳造品・焼結品の内部欠陥除去 なので造形法とは呼びにくく、別法での品質改善というべき。 5.拡散接合・複合材の製作 とあるのはよくわかりません。 バルブ(鋳造品)・・・・近い? レーザ溶接が深くもできるようになったから、真空チャンバ内の電子ビーム溶接の得意分野へ進出してきているのもお奨めな理由。 勿論利害関係一切無く、私見の欠点指摘も要検討項目の意味だけです。
お礼
回答ありがとうございます。 実は試作ではないんです・・。 現在使用中の部品を製作してみようという試みから始まりました。 レーザー溶接は溶接痕が残らないのでしょうか? スミマセンが教えていただけないでしょうか? 使用状況はなかなかの高温で使用します。SUSが溶けない程度だと聞いています。 大きさは50*300程度なので、t2*50*300、t5*50*300をミルフィーユのような状態にする感じです。分かりづらいですよね・・?
回答(1)の固相接合は少々、怪しいかと思います。完全な平面の金属は重ねるだけで接合するはずとは言われますが、現実には難しい技術です。たぶん、重ねて、焼結による拡散接合でくっつけていると思います。上手にくっつけるには難しい点もあるかと思いますが、それで可能かと思います。
お礼
ありがとうございます。 拡散接合とは何なのかWEBで検索してみました。 なるほど今回の条件に合致するなと感じました。しかし安価なものではないとの事でしたので、他に似たような方法等、御存じないですか? 大きさの説明がありませんでした。スミマセン。 おおよそで、50*300程度です。つまりt2*50*300やt5*50*300の穴加工品(レーザー加工品?)をミルフィーユのようなイメージで積層しているように見えます。
質問内容とは少し反れますが、15年前にある空圧メーカーのバルブをお客様指定により使用 しました。 そして、そのバルブの不具合が発生し、お客様へ不具合見解書を作成することになり、その 空圧メーカーへ工場見学に行き、空圧メーカーの見解書を受け取り、工場実態の把握も確認 しました。 その感想は、部品が散乱しているように見え、パートのおばさんが1個づつ組んでいる状態 で、不具合が出ても仕方がない状態でした。 SMCさんやCKDさんではない、中堅のメーカーでしたがその状況でした。 目が点となり、お客様へは空圧メーカーの見解書に添え書きして、お客様にも空圧メーカー にISO9000上の 確認に行ってもらうように話しを詰めました。 ですから、工場の組立現場にも驚いて、貴殿のような見解を持ったのでしょう。 さて、質問の内容は“固相接合”によって接合されている想像します。 完全な(鏡よりも完璧な平面になるように研磨した)平面同士を密着させると、密着させるだけ で、つながる作用です。 現在は、溶接用語になっていますが、“固相接合 密着”の用語検索で、当該のURLが確認 できます。 回答(2)の > 回答(1)の固相接合は少々、怪しいかと思います。 怪しくないと思います。 “固相接合”が基本内容で、温度や圧力、接着作用がない溶剤の力を借りて、完全な平面 又は表面でなくて、より良い平面でも“固相接合”が促進されると思います。 回答(3)の > 拡散接合(熱と圧力による接合)= 回答(1)固相接合 心境の変化かな? 「文面で完全な平面同士」と解り易い入りでと思ったのが、徒となってしまいました。 さて、回答(4)さんのアドバイスが現実的で具体的です。 http://www.gasatomize.com/rp-m.htm ( ↑ 粉末積層レーザー焼結 RP-M 大阪特殊合金株式会社 ) http://www.gasatomize.com/hip.htm ( ↑ 粉末ハイスHIPー鍛造処理 大阪特殊合金株式会社 ) また、貴質問と合致していないURLとなっているかもしれませんが、参考になります。 さて、上記記載の“固相接合 密着”で用語検索しますと、 固相接合 ⇒ 固相拡散接合 ⇒ 拡散接合 の用語変化の説明も確認できます。 そして、 http://www.ohashi.co.jp/business/img/case/product.pdf では、 3.「固相拡散接合」のプロセス 例えば宇宙空間のような超真空中で、金属バルク体を切断したとします。切断された断面では、 それまで金属の内部であった部分が新たな金属表面となります。その切断された部分(金属 表面)を再び密着させると、切断される前の状態に元に戻る、つまり接合を起こします。 この現象は「固相拡散接合」を最も端的に表しています。 このことは、「清浄な金属表面を密着させると容易に接合が起こる」と言い換えることも でき、実際に超高真空装置内における実験で実証されています。 の記述が確認でき、 《固相拡散接合過程のの模式図》 は、熱や圧力等を使用しない 切断面焼結方と極似していることに、気が付くと思います。 面倒でしょうが、確認ください。 若しくは、大阪特殊合金株式会社さん等の専業メーカーに確認してください。 話しは反れますが、***穴は使用しないで、プラグ穴が適当でないなら、貫通していない穴 とかを使用しましょう。
お礼
早々のご回答ありがとうございます。 「文面で完全な平面同志」とありましたが、穴があいている箇所から内部の層の平面をライトをあてて覗いてみると切削面に近い面のようでした。 とすれば、他の方法は考えられますか? 大きさの説明がありませんでした。スミマセン。 おおよそで、50*300程度です。つまりt2*50*300やt5*50*300の穴加工品(レーザー加工品?)をミルフィーユのようなイメージで積層しているように見えます。 以上、よろしくお願いいたします。
お礼
回答ありがとうございます。 HIP・積層レーザー焼結を調べてみましたが、いまいちピンときませんでした。ホットプレスとは異なるのでしょうか? また、結構高価であるとの表記が多々あったので、そのあたりも不安を感じました。 高温下(SUSが溶けない程度との事)で使用し、おおよそで、50*300程度です。つまりt2*50*300やt5*50*300の穴加工品(レーザー加工品?)をミルフィーユのようなイメージで積層しているように見えます。 こんな説明で申し訳ありませんが、何かご存知ですか?