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鉄を粉末にすると融点が下がる?
- 鉄を粒径数十ミクロンぐらいの紛体にすると融点が下がるという文献があるが、本当かどうか疑問。
- 鉄の融点は1535度であるが、粉末にすると融点が下がるという主張がある文献がある。
- 鉄を粉末にすると融点が下がるという主張は本当かどうか疑問がある。
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純鉄の融点は、ご存知の通り1535度です。 さて、鉄を粉末にすると純鉄のままでは存在できなくなり、酸化鉄になります。 酸化鉄になると、融点が1360℃等になりますから、貴殿の記載の如くなる可能性が高いです。 質問の意図が判りません。 タングステンやコバルトも酸化物になります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3(VI) や、 http://www.nittan.co.jp/products/tungstennosankabutu.html で確認できますし、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88 でも確認できます。 徐々に確認してみてください。
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yesです。 参考URLは、我が国を代表する研究機関の公表資料ですから、信頼していいと 思います。 文献です。 http://tdl.libra.titech.ac.jp/z3950/gakuipdf/1704409/170440905.pdf#search='%E5%BE%AE%E7%B2%92%E5%AD%90+%E8%9E%8D%E7%82%B9' >鉄の融点は1535度 微粒子の融点は、バルクの鉄の融点より下がりますが、仮に1400℃で微粒子の 鉄が溶けたとして、常識的な液体の状態になると考えない方がいいと思いま す。 隣接する微粒子の表面同士は融合する状態と想定しますが、その後は圧着した 固体になるものと考えられます。1400℃で液体の状態を保つことはないでしょ う。 微粒子とは、バルクの状態に比べて表面エネルギーの占める比率が高い状態 なので、バルクの常識が通用しません。しかしながら、表面同士が融合して バルクの状態に近づけば、常識的な物性を示すことと思います。 > 仮に1400℃で微粒子の >鉄が溶けたとして、常識的な液体の状態になると考えない方がいい つぎの通り、「も」を補った方が理解しやすいと思いますので、回答を訂正 させて下さい。 仮に1400℃で微粒子の鉄が溶けたとしても、常識的な液体の状態になると考えない方がいい
お礼
ご回答ありがとうございます。 ちなみにタングステンやコバルトも粉体にすると酸化物になると考えていいのでしょうか? なるほど。 ということは、空気中では酸化物も融点は下がらないと見ていいのでしょうか。
つhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%89%E7%B2%92%E4%BD%93 粉体では、内部に比べてエネルギの大きい表面の面積の体積に対する比率が大きくなるため、たとえば見かけの融解熱が低下する。 つhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9E%8D%E7%82%B9 融点の温度を測定するに際して測定系の温度に偏りが無いことが重要である為、種々の工夫が施される。まず、融点を測定する試料は微粉末に粉砕され且つ微量を用いることで試料内の温度の偏差を少なくすることが求められる。 微粉末 ひゃひゃひゃ たとえば見かけの融解熱が低下する。 つまり 氷の塊とかき氷を溶かすとき かき氷のほうが早くとける ということ
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ちなみにタングステンやコバルトも粉体にすると酸化物になると考えていいのでしょうか?