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旋盤の主軸曲がり?
- 当社旋盤でΦ12、L20程度の加工をした所、Φ20の両端で0.08程度のテーパーになってしまいました。
- 主軸とタレットのZスライドの平行がずれていることはわかったのですが、これ程ずれるのは経験上初めてで、少々戸惑っています。
- 設備はワシノJ3で約7年落ちの設備で、通常は細溝加工のみをしていた為、このズレに今まで気づきませんでした。
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皆さんのご指摘されておられる「レベル」について補足 ○静的レベル 機械のX-Z軸が固定の状態での水平 ○動的レベル 機械のX-Z軸を水準器ごと移動させた状態での水平 当然、ネジレを見るためには軸移動が必要です。 どうしてもレベルを出しにくい場合はネジレを優先にすべきです。 それから気になった点を上げさせて頂くと >Φ12、L20程度の加工をした所 Φ20の両端で0.08程度のテーパーに・・・ もう少し詳しく状態が知りたい。 先細? 先太? >タレットにダイヤルを取り付けてチャックボディーにあて・・・ 取付状態のチャックの外径精度の確認が出来ている? やはりテストバーでの確認が必要と思う。 テストバーで上下(Y)方向の走りも要確認です。 主軸がおじぎしているかも・・・? 今の時期コールドスタートでの確認は厳禁です。 ヒーターの熱風などにも注意!! ぶつけた覚えは無いが同じ品物を何年も加工している場合 その部分だけの磨耗も疑いますが。
機械のレベルが狂っても一般的にはそこまで大きなテーパーは付かないと 思いますが、機械の調整をする前にベットのヒネリを確認した方が良いと 思います。切削した面にピックテスターを当てZ軸を動かしてみます、 切削して所をピックテスターで測定する訳ですから、針は振れないはずです 、もし針は振れる様でしたら、切削抵抗でワークが逃げているとか、Z軸 にカミソリがゆるくてZ軸が蛇行しているとか考えられます。 ピックテスターの針が振れなかった場合は、主軸が衝撃等で傾いていると 思います。主軸箱にはピポットピンが入っており、このピンを基準に主軸 箱を傾けます。自社で調整される場合はメーカーに調整方法を確認しながら 行った方が間違いないとおもいます ちなみに機械メーカーのワシノは現在アマダマシンツールになっています。
回答(1)さんのお答えと同じですが、レべリングジャッキが偏った 効きをしていると、機械のベッドが曲がって精度が狂うことがあり ます。 従って、レベルをチェックして傾いていた場合、調整することにより 改善する可能性があります。
こんにちは 機械の水平をまず確認してみて下さい