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JISの根拠は?現在、顧客先からの問い合わせで大変困っております。
- JISにおける加硫ゴムのオゾン劣化試験方法とは、特定の条件下でゴムの耐久性を評価する方法です。
- オゾンクラックの発生や亀裂の状況によって試験結果が判定され、暴露時間は耐年数と比例関係にあると考えられます。
- 加速試験において温度を高くする理由や他の試験方法についても根拠を知ることが重要です。
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加速試験だけが先行しすぎて、実使用条件に近い長期試験をサボったらダメだけど、データの信頼性はあるものと考えるべきでしょう。 温度設定は物理現象が破壊的でない、例えば燃える、溶けるとかが起こらない範囲かつアレニウス則が適用でき(ると考えられ)、時間短縮のため高くする。 (ると考えられ)は規格化済なのか、途上なのか、前例なく根拠薄弱なものまで様々で、それによって結果の信頼性も異なる。 ダイヤフラムゴムの耐オゾン試験 http://www.fcdic.com/ja/member/data/ulvac-kiko.pdf オゾン濃度50pphm 40℃ 暴露時間96 時間 5%伸張 材質の強弱は判定できているが、実際の耐久年数との対比は無い デジタルカラー写真プリント画像保存性試験方法(JEITA CP-3901) http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP-3901A/index.html#page=19 アレニウス則により試験条件と常温との対比計算方法を明示 高分子材料の劣化と寿命予測 http://www.science-t.com/book/A045.htm 65,800円!!実例が豊富にある様子。高額なのはやむを得ない??
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オゾン劣化の加速率の評価は熱劣化に比べ難しいと思います。参考になりそ うな試料があったので、紹介しておきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確か、弊社の社長とこの件について立ち話をしたときに新幹線の通過時は周辺のオゾン量がかなり多くなると言ってました。 それに空気中ではすぐに分解してしまいますし... 評価という意味では確かに難しいと自分も思います。
具体的には答えられませんが、過去の経験、業界内の基準、最近はISO等国際規格と整合させています。ここ数年の変更はほとんど国際規格がらみですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにゴムはJIS K 6301から細分化されてきましたね。 硬度測定などはISOに沿った感じですが、お金のあまりかからない部分からと言った感じでしょうか? 回答(1)のお礼に書かせていただいたのですが、 設計段階での計算に非常に時間をかけたり、無駄なコストは増大する一方ですが、 設備投資や金型などのコストダウンによって品質を落としているという意味不明な結果をよくみます。 ISOだとトレーサビリティーは大切な事かもしれませんが、間接部門の肥大化、製造レスポンスの悪さがものづくりを一層弱い物にしている感じがします。
つhttp://www.semicon.toshiba.co.jp/product/reliability/device/testing/testing2/1186502_7806.html あくまでも だろう設計です まあ、何十年も耐久かけるわけにはいけないですもんね ちなみに現在はやりのLED電球 (地震前にちょこちょこ変えていて ほぼ100%LEDですが) 寿命は40,000時間 1日10時間点灯するところでも約10年間以上 http://www.sharp.co.jp/led_lighting/consumer/feature/longlife/index.html となってますが 2か月で壊れましたww 統計の誤差にしてはすごいあたりだ 結局は市場で大々的な実験をしてるのが本音 (生死に関係ないものについては...一部生死に関係する奴も実験され、たまたま不具合が発覚しリコールになるのもあるが) 一年ぐらいの放置実験なら(8760時間) 開発初期に耐久かけて 都度サンプルをとり 劣化状況を調べ その後推測する場合もあります
お礼
LEDの件は泣けますね... 自分もすべてLEDにしようか悩んでいましたが、 もう一度考え直してみます。 早急な回答ありがとうごさいます。 リンク先はとてもわかりやすく助かりました。 試験をお願いする側も、実施する側も主旨を忘れた様に条件設定しているのに自分も疑問を持っていませんでした。 とある設計にこの事を質問されて、ハッとさせられました。 早速、自分の所の技術と品管の人間にこの事をシェアしてみましたが、 反応はイマイチでした... 設計もものづくりも何となく、より複雑に理論をしっかりといった最近の風潮ですが、 現場の手間やボリューム以外でのコスト削減の知恵には注力しない 検査や管理で見えないコストばかりが増大する印象です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 加速試験の意味は十分に理解できるのですが、 設計段階において至上主義になってしまっているのがよく聴こえてきます。 実際の使用環境は総じて複雑なので、あくまで目安だという事から軸をずれない様にしなければなりませんね。 実際の製品の設計だけでなく、材料単体の評価をみたとしても、 時間と温度の関係には試験片の形状(厚み?)等が大きく影響しますよね? 実例が高額なのはやむを得ないでしょうー。