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PCDにおける 公差の指定の考え方
直径100ミリの丸い板 2枚が 一方は タップ 一方は馬鹿穴にザグりをしており、 M8並目のボルトを 入れて 止める場合ですが、 M8のボルト経は多少細いでしょうが、とりあえず 呼びと同じ 直径8 とした場合に バカ穴をΦ9で開けた場合には1ミリ動かせる余裕があると 亊になると考えると、 Φ80の円周上に 45度ずつボルトを配置すると場合に このPCD Φ80対する 公差はバカ穴で動かせる 範囲から 片方が0.5ずれ もう一方が逆の方向に0.5ずれても トータル1ミリ以内の距離ということで、ギリギリ入るという風に考え、 +マイナス0.5となりますか? またこの公差はバカ穴を大きくするにつれて少しづつ公差も大きくできる 亊になりますか? また45度の角度の公差ですが、これも何度のずれが 0.5ミリ以内になるかを考えて角度公差を入れたらいいですか? よろしくお願いします。
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JISB0405の一般公差も知らないで作図しているのか・・・信じられないな PCDに上記を適用するのは、一般的でなく寸法が大になれば全く合わない事も 従って幾何公差などの指定により特別な公差を必要とされるべきものと理解を していますし、普通の製作仕様書にも特例として別に規定されている筈です 幾ら公差を付けても実際に穴にボルトを入れ組み立たなければ話になりません 角度公差?それを正確に測れる測定機器が揃っているならば可能かも知れない そうでなければ、絵に書いた餅そのもので、現場を知らない御絵描き屋となる 一般的には、座表位置(X,Y)の寸法で考える方がより正確だし理に適います PCD80しかないのに、±0.5?手でポンチ打ってもそんなにズレそうもない気が どうでも良い部品ならば、同時に穴加工すれば公差も何も関係ないんですがw 私は機械設計者だが、一般的にはコンパスでPCD80と45度振りをケガキ出来る から、後はポンチを正確に打てば、0.5mm以内には楽に収められると思います 更に精度を要する例えば更に多くの穴や皿モミ穴などはNCフライスにてセンタ だけを付けるか、全部加工してしまえば正確な穴あけが可能となろうかと思う M8のタップで9キリならば、JIS2級程度なので難しくない。1級でも手で出来る 但しφ100の丸い板の板厚が、9mmくらいならの話で、厚ければ話は変わります 過去ログにもあった。。。私は、岩尾内さんの意見にとても近いのです 私なら精度が必要なら原点から座標表示でM/Cにて岩尾内さんに加工して貰う http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=177357&event=QE0004 何も記載のない図面の機械加工公差は、JISB0405m級が一般常識となっている 幾何公差は良く分りませんが、でも同心となれば、外径か内径基準となる筈で しかも、それだけでは加工情報としては不足してしまうのも御判りですよね? 1級2級と申し上げたのは、ボルト穴の加工等級を言ったので寸法精度ではない JISB1001「ボルト穴径及びざぐり径」により規定されてます 簡単に言えば、ボルトの呼び径にたいする穴のガタの程度を等級別に規定した ものであると言えます。M8ならば1級から・・・8.4,9,10,10(鋳抜き穴)です JISB0405-m についても、つっこまれそうなのでw先に補足します 記号で言うと↑のように図面には指示します。-m;普通公差の中級を言います
そうですね、寸法に公差が入っていない場合は“普通公差”規定となります。 図面にも指示欄がありますよ。 1級 2級 3級 4級 では、一般的に2級を指示していました。 (但し、NC加工でなく、ケガキ→ポンチ→… の加工で、) 精級 中級 粗級 極粗級 では中級ですかね。 (最近は、殆どNC加工なので、実際は精度良くできていることが多い) http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/metalwork/index_j.html ↑ 機械加工の基礎知識 ↑ ケガキ→ポンチ→… の加工のことが解る http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/index_j.html ↑ もの作りのための機械設計工学 ↑ 設計の立場からの内容が解る http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/mechdesign/index_j.html ↑ 機械設計のための基礎製図 ↑ 製図面からの内容が解る http://kousyoudesignco.dip.jp/drawing-dimention.html ↑ 寸法について ↑ と、続く 寸法の入れ方 1~6で、寸法の記入法からの精度もかくにんできます 色々なセクションの“現場”の“現実”を知って、“現物”判断をすべきです。
回答(2)さんのお示しになっているJISとは、次のいずれかと思います。 JIS B 0405 普通公差-第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差 JIS B 0419 普通公差-第2部:個々に公差の指示がない形体に対する幾何公差 >公差指示なしで 図面を加工屋さんに出すのが普通なのでしょうか? すべての寸法に公差をつけた図面に品物を製作することは、経済的ではあり ません。 図面の中に、「公差を記入していない寸法に対しては、JIS B 0405の公差 等級m(中級)を適用する。」のような記載することが一般的と思います。 回答(2)さんの趣旨は、補足でお尋ねのようなことは、JISの附属書に書いて あるので、よく読んで欲しいと言うことと思います。 精級~極粗級のどれを選択するかは、御社の製品を製造する工場の通常の加 工精度に基づくことが基本です。部品設計の都度考えることではありません。 さらに上流としては、生産したい製品(商品)に対して、適切な加工精度で 製造できる工場(製造方法)を選択するところに行き着きます。 少々大げさですが、普通公差の級の選択は、設計~製造のポリシーで決める ものと言って良いと思います。
補足
ありがとうございます。 JIS B 0405 を見ると 精級 中級 粗級 極粗級 とあります。 そのうちどれにするか 判断するときの 基準はなにか ありますか?
JISにて規定された一般公差を参照下さい。 http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=7043 ご質問の内容に関して、巻末の附属書Aを考慮する必要があります。 日本国内の工場で、CNC旋盤やマシニングセンタを用いて(あるい は汎用機でも)加工するのならば、何の心配もなく一般公差より も高い精度にて組立可能なレベルで加工してもらえるでしょう。 公差無しの図面で、近隣諸国に加工を依頼すると、とんでもない 機械加工精度の部品ができあがることがあります。 この場合、一般公差でも必要な部分には全て記入しておくことが 必要となります。 リンクが不適切で大変失礼いたしました。 回答(3)さん、リンクの件および上記補足へのフォロー&ご回答 ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 リンクにとんだのですが、 ファイルがありませんとでました。 ということは国内では一般に 公差指示なしで 図面を加工屋さんに 出すのが普通なのでしょうか? 一般公差内であれば ありがとうございます。 JIS B 0405 を見ると 精級 中級 粗級 極粗級 とあります。 そのうちどれにするか 判断するときの 基準はなにか ありますか?
たぶん 幾何公差を知らないんだね つ4)同軸に配置された形体の場合 >>上の例だとボルトでしめられるかどうかだけの問題ですが、 組み立てられますが
補足
ありがとうございます。 上の例だとボルトでしめられるかどうかだけの問題ですが、 幾何公差で入れるとしたら表記できませんが、矢印 ○ 0.5 となるでしょうか?
補足
ありがとうございます。 JIS B 0405 を見ると 精級 中級 粗級 極粗級とかいていますが、 これは 1級 2級 3級 4級の 順に対応でしょうか? それから見ると2級 プラス マイナス 0.3 なので、 タップ穴の中心と バカ穴の中心が 逆方向に0.3ずれた場合 0.6の誤差分 は 動かせるように 馬鹿穴を大きく 8+0.6 で 最低馬鹿穴をΦ8.6以上ですね。 幾何公差は 同心度 になりますか。