- ベストアンサー
なぜアルミニウムが遮熱板に使われるのか?
- アルミニウムは熱伝導率が高いため、遮熱板として使用される。
- アルミニウムは軽量でありながら高い熱伝導率を持つため、車体の熱を効果的に逃がすことができる。
- 消防員の防護服にはアルミ箔が使用されており、熱を反射して熱中症や火傷を防止する効果がある。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
http://www.fintech.co.jp/sah/hikari-buturi.htm 熱が移動するのは、伝導、対流、輻射の3要素です。 スタッドボルトが太く、かつアルミ板が厚いなら、伝導が良くなり、アルミ板から空中に熱が移動(対流)。さらに表面を黒くしておけば輻射能力も上がり放熱板になる。 遮熱板は逆。その特性を得るには 伝導 - 接触面積を無くす減らす。伝導性の悪い材料。プラスチック、セラミックなど 対流 - 真空、または空気を小区間に分割。スポンジ、グラスウール 輻射 - 反射性能の優れた金属を使用。 輻射とは赤外線の放射。よく放射するのはカーボンなと黒い材料で、金属は逆に赤外線を反射する。 アルミを遮熱板にするには熱的には薄い箔でも同じ作用を果たすが、機能的にクシャクシャにならない厚みを持たせているだけ。 防災グッズ・レスキューシート http://www.kanamono-okoku.com/item/20597.html 極薄のポリエステルフィルムにアルミを蒸着したもの。人体が発する赤外線を反射して戻し熱を逃がさない。 金属のランクは銀、金、銅、アルミの順で、反射特性に優れた材料は熱伝導度が(電気伝導度も)良い。 銀、銅はアルミより反射特性が10~2倍良いが、酸化、硫化で黒く変色しやすく性能がガタ落する。その心配が無い魔法瓶やステンレスボトルでは銅、銀が選好される。 http://www.zojirushi.co.jp/faq/faq_stainless4.html ステンレスマホービンは、内部のお湯や冷水の温度を長時間保てるようにつくられた真空二重 のステンレスびんです。 構造は、ステンレスの内胴の壁(真空面)に銀メッキまたは銅箔を巻き、、、真空二重びんに することによって熱の対流」及び「伝導」を防ぎ、箔まきをすることによって「輻射熱」を遮断 アルミは自然に極薄い酸化膜に覆われ無色に近いから反射性能に変化が無く扱いやすい。前記のように熱伝導性が良いのは付随的です。
その他の回答 (6)
回答(2)です。 回答者の皆さんは、かなり丁寧な回答を寄せているように思います。 大づかみな見方では、既に十分な内容の回答が出ているようです。ご質問者 さんは、ご自身の思いに対して十分な答えが得られたかコメントして、 回答を締めきった方が宜しいかと思います。 もし、回答内容に理解が難しいことがあれば、その旨レスポンスすることを お勧めします。 このサイトは、双方向であることが特徴です。質問なさる方は、この特性を よくご理解になって、このサイトの力量をうまく活用なさってください。
基本的な理由は他の皆さまの回答にあるような反射率の高さです。 このほかに以下の要素もアルミが多用される理由になっていると思われます。 1.工業的に量産されていて安価に入手可能 2.適度な硬さがあるので単独で部品として利用可能 (金や銀では柔らかすぎて保護材とか補強材が必要になり更に高くつく) 3.軽い
小生も回答(1)さんの内容の如くと思います。 それと、車のエンジン近くなどに利用も“熱反射による遮熱効果”もあります。 以前は、エンジンの上部のボンネット部分にアルミ箔を張っていたようなタイプの車も ありました。
http://www.netdecheck.com/sensing_solutions/tsubo/001/ 体か服を想定した場合 したがヒータ(熱源) 上が 肌 と考えてください 銀もいいのですが もちろんコストが高くなる アルミは薄く加工ができ あらゆる波長に対して 効果があるため
赤外線に対する反射率が高いからです。 反射率は、1-放射率で求めることができます。 参考URLの各種物質の性質から、放射率の表を開いてみてください。 アルミの磨いた面(金属光沢がある)の放射率が極めて低い、つまりは 反射率が極めて高いことが読み取れると思います。
・エンジン 高熱伝導率による放熱効果 ・消防服 熱反射による遮熱効果 かと。