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防振ゴム・防振継手の必要性とは?
- 防振ゴムや防振継手は、振動する機器に取り付けることで振動を軽減し、安定した動作を実現するための部品です。
- 一般的には、スクラバーのファンなどの大型機器には防振ゴムを設置することが多いですが、小型のポンプのベースなどにはあまり取り付けられていません。
- FRP羽ターボファンには防振ゴムが必要であり、一方でシロッコファンには必要ありません。振動の原因や機器の性質によって、防振ゴムの必要性が異なる場合があります。
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参考まで。 弊社でもファン、ルーツブロア等各種メーカを使っていますが、メーカによって違います。 それなりのサイズのもので話をすれば、ファンで言えばテラルキョクトウ、テクノワシノは純正で防振ゴムあり、虹技は無し。 ルーツブロアで言えばアンレットはあり、宇野澤組鐵工所は無し。 アンレットのルーツブロア吐出には防振継手あり。 業者いわく、吐出配管との共振を防ぐためとか(当然ながら配管自重は配管のサポートでもたせています)。
スクラバーのファンなどにはよく防振ゴムを設置してしますが、小型のポンプなどのベース には取り立ててつけておりませんの理由は、推測ですが小型のポンプは持ち運びが可能で、 流量等の調整をする場合には回転数を変化させる場合もあるため、ゴムを付けると防振より 台がバウンドし踊ってしまうからかえって逆効果となるためでしょう。 以上のような理由でも使用するしないがあると思います。 また、回転物で回転中心と重心が略同じ物とズレている物がある場合では、ズレている方が 振動が大きいので、防振対策をする事は当然の事でしょう。(振動のレベルの違いで) 最後に、防振継手は振動が伝わる棒状の物やパイプ状の物等から他の物に振動が伝わると 問題が発生する物には使用します。 そうでない物は使用しません。 因って、吐出側は振動が伝わったら問題ですが吸い込み側は問題がない場合は使用しなく て良いでしょう。 そして、その判断は各会社(メーカー)の長年のノウハウから作った基準でしょう。
たとえば建築設備では適用する環境によって,振動や騒音のレベルが設定さ れています。適用する機器や場所に応じた許容設定値が規格や基準にあると 思います。一例を下記しておきます。 追記します。 >FRP羽ターボファンには必要で、シロッコファンには必要ないというような話・・・・ 当然FRP羽根は製作精度の問題で回転不釣り合いが生じやすく,振動しやすい といったことが考えられます。振動の発生は個々の機械の構成で異なりま す。多面的に考察する必要があると思います。