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同一の厚さのナットを使用するゆるみ止め方法は良いか?
- ダブルナット(ゆるみ止めナット)について調べてみました。
- 通常、ゆるみ止めのためにナットを2個使用する際、下のナットを上のナットより薄くすることが一般的です。
- 同一の厚さのナットを使用することは、ゆるみ止めの効果を損なう可能性があるため、避けた方が良いと言えます。
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締め方を間違えなければ同一厚みまでは大丈夫 厚みが逆転すると× ねじのゆるみ止めのためのダブルナット法の基本 http://koza.misumi.jp/lca/2006/05/256_2.html
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ダブルナットの効果が怪しいげなことは論議されている。むしろ当サイトはその旨の主張がヤヤ少ないと思われ、追加してみる。 ?ダブルナットは 標準ナット+バネ座金 より弱い。 そうではあるが、(ロッキング)作業を適切に行えば、ある程度の効果が確認されてるとするのが定説ではないか。 ?東大修士論文。 >p.23~ ダブルナットはロッキングが実現されていれば効果的なゆるみ止めになることが分かっている(別研究者の理論紹介およびFEM解析/実験/考察) ここでは解析/実験とも同一厚のボルトを使用している。 回答(1)のミスミ資料も納得できる >ダブルナットの締付け力は上のナットの強度で決まる(原則)ため、2個のナットの厚さはいい加減では意味が無い 薄い側に3種、低ナットを使うと M6 では 3.6~3.2 、ねじ山3個足らずのため、これでは不足と思う。
お礼
有難うございます。 ダブルナットの効果が怪しいという意見もあるのですね。 参考資料はまだ軽くしか目を通していませんが、ダブルナットはとにかくロッキング作業が重要だという事はわかりました。
別に問題はありません。 ねじは軸力で保持されています。 軸力は、ボルトナットでは、ナットからの充分なトルクで発生します。 軸力が一定でも、ボルトの長さが長ければボルトの伸び量が多くなり緩み難くなります。 ですから、厚目のナットで充分なトルクを掛け充分な軸力を確保する。 その後に、薄目のロックナットを用いますが、ナットとナットは密着しているので、 厚目のナットでトルクを充分掛けて軸力を確保してもボルトの伸び量が期待できません。 ですから、薄目のナットでも良く、振動等でボルトの軸力が一瞬なくなり、厚目のナット が回転するのを防止するために薄目のナットがあります。 振動等でボルトの軸力が一瞬なくなる箇所が、ボルト本体部分とナットとナットの間の部分 で同時に発生する事はあまり無く、ナットとナットが同時に回転する確率もナット1個に比べ かなり小さい事となっています。 ですから、ロックナットは薄くても厚くても、問題はありません。 只、組み込みスペースの問題で難となるケースが出てくるだけです。 蛇足ですが、 http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch04/ch04_04.html に記述されているハードロック工業のハードロックナットは、 ダブルナットの進化系で、ダブルナット(ナット&ナット)の締結力を両者の楔(テーパー) で保持し、振動等でもその保持力が無効にならないで絶対に緩まない構造となっています。 以上を追加します。
お礼
ハードロックナットというものもあるんですね。 勉強になりました。 有難うございます。
仕様が頻繁に脱着を行う箇所には同じサイズのナットで平径の違うナットを 合わせると工具上、作業が楽に成りますよ。 例: M6x1.0 ロック用平径10mm(普通)+ 元 平径12mm
お礼
なるほど。工具の事は考えていませんでした。 有難うございます。
ダブルナットは上側ナットの締付軸力で締付力を確保し,その座面の摩擦で 緩みを抑制します。したがって上側のナットを厚くして発生軸力を大きく取 るのが合理的です。締付においてはトルク管理することをお勧めします。
お礼
有難うございました。 トルク管理出来るかどうかがポイントですね。
物体と締結する側のナットは、薄く設定するのは、なじみやすくする為です。ねじ部のひかかり量を少なくする事でなじみやすくなりますね。 ダブルナットの正しい止め方については以下のHPにURLしてください。 http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch04/ch04_04.html 参考になる説明をされている“ねじを使う設計技術”にもURLしてみてください。緩み止めについては詳しく説明されております。
お礼
有難うございました。 勉強になりました。
お礼
有難うございました。 勉強になりました。